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生ごみ堆肥化「よかんど」作り

本紙掲載日:2023-03-07
2面
五ケ瀬町鞍岡の祗園テラス鞍楽で行われている「よかんど」作り
くらら「よかんど」の会の皆さん

有志グループが食リサイクル事業−五ケ瀬町鞍岡

 「食べた物で食べる物をつくる」。五ケ瀬町鞍岡の複合型交流施設「祗園テラス鞍楽」を拠点に活動する「くらら『よかんど』の会」(石井勇代表、約30人)が、生ごみを堆肥化する食リサイクル事業に取り組んでいる。循環型農業と環境負荷軽減を目的に地元有志が発足。週に1回、インストラクターの土持真一郎さん(46)=同町鞍岡=を中心に汗を流しており、作業は「無理なく楽しみながら」がモットーだ。

 「よかんど」とは、良い土を意味する方言。鹿児島県日置市が2012年に始めた取り組みから商標登録されており、野菜の芯、魚の骨といった不可食部分や残飯を細かく砕き、堆肥や廃油、酵素と混ぜて3カ月ほど発酵させたものを言う。

 捨てる人は生ごみの水を切る以外に特別な作業は必要なく、日置市では全世帯の半数に当たる1万4千世帯が参加(22年3月時点)。総処理量は5千トンを超え、処理経費の節約や年間約350トンのCO2排出削減を実現している。

 同会は19年、トヨタ財団国際助成プログラムを活用してよかんど作りに着手。明治大学の藤本穣彦准教授や日置市職員の久木崎稔さんらの協力で1年間の実証試験を行い、20年11月から本格的に製造を始めた。

 5メートル四方のビニールハウスに混合ミキサーや攪拌(かくはん)機を配備し、長靴やゴム手袋を着用した会員が役割を分担。世間話に花を咲かせつつ、毎週、地域住民から寄せられる約50キロの生ごみを堆肥化している。

◇食育、一般販売も検討

 活動への参加が難しい高齢者からは「ごみの提供で少しでも協力したい」との申し出を受けることがあり、会員が訪問することで見守り活動の役割も果たしているほか、今後は児童生徒の食育への導入や一般販売なども検討しているという。

 土持さんは「協力的な地域の皆さんに支えられていることを実感している。環境面はもちろん、ごみ袋代の節約や見守り、教育とさまざまな成果が期待できる活動だと思うので、ぜひとも継続していきたい」と話している。

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