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いざという時に備え

本紙掲載日:2023-11-17
2面
延岡中学校に避難する地域住民たち
訓練終了後は、東保育所の園児引き渡しの訓練も併せて行われた

延岡・出北1区、惣領区、浜砂区

◆津波防災の日−3地区が合同避難訓練

 延岡市の出北1区(清田重幸区長、480世帯)と惣領区(中島克洋区長、602世帯)、浜砂区(津田誠剛区長、448世帯)は5日の「津波防災の日」に合わせて、合同の避難訓練を実施した。各区の住民ら総勢約200人が参加。地震と津波発生を想定し、避難場所となっている延岡中学校への避難訓練に取り組むなど、いざという時への意識を新たにした。

 合同訓練は、南海トラフ巨大地震に備え、同校が3地区の緊急避難場所に指定された2015年から実施している。この日は午前9時に各地区で地震発生の放送が流され、次々と住民らが避難。正門、南門、西門から入り、南校舎3階まで一気に駆け上がった。

 同校の生徒もボランティアとして街頭に立ち、避難者を誘導。避難後は反省会も開かれ、教室、地区ごとにビデオ通話をつなぎ、市危機管理課の担当職員らと意見を交わしていた。

 今年度から新たに同校西門に設置された自動解除ボックスの説明もあり、担当職員が震度5弱の揺れを感知すると自動で開錠する仕組みになっていることや、使い方などを解説。住民からは「夜間などは場所が分かりにくいのでは」「どのようにメンテナンスしていく予定なのか」といった質問が挙がっていた。

 市危機管理課の柴田圭課長兼企画・整備係長は「防災は自助、共助、公助が一体となることで力が発揮される。3地区の皆さんや延岡中学校の皆さんには今後も積極的に訓練を行っていただき、共に災害への備えを」と呼び掛けていた。

 愛犬と避難した惣領町の女性(73)は「(愛犬は)思ったよりもおとなしく、避難場所でもほえないことが分かって一安心だった。多くの方と一緒に避難することで、自分自身、災害への意識が高まったような気がする」と感想。延岡中学校の粟田茂樹校長は「災害は、教職員がいない時間に発生する可能性も十分にある。今後もさらに、学校と地域の関係を密にして、万が一の災害に備えていきたい」と力を込めた。

◇園児の引き渡し訓練も−東保育所

 この日の訓練では、近くの東保育所(矢野三恵所長)の0〜5歳児34人も延岡中学校に向けて避難した。避難中、泣きだす園児の姿も見られたが、職員が抱きかかえるなどしながら外階段を使って3階まで急ぎ足で駆け上がった。

 全体訓練終了後は、保護者への引き渡しも訓練。迎えに来た人と園児の続柄を入念に確認し、用紙にチェックを付けると、手を振って子どもたちを笑顔で見送っていた。

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