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日之影町−4年ぶりに神楽まつり

本紙掲載日:2023-11-20
8面

8保存会が奉納・熊本県から特別出演も

 日之影町の神楽保存会が一堂に会し、県無形民俗文化財の日之影神楽を奉納する「第37回日之影町神楽まつり」は11日、道の駅青雲橋近くの神楽殿であり、大勢の地元住民らが荘厳な舞に見入った。主催は同まつり実行委員会(佐藤文昭委員長)。

 地域振興や神楽を舞う奉仕者(ほしゃ)の育成につなげようと、1987年にスタート。新型コロナウイルスの影響で2020、21年は中止、昨年は演目時間を短縮するなどしたため、4年ぶりの通常開催となった。

 この日は8保存会(深角、一の水、大楠、松の内、新畑、楠原、大人、宮水)が出演し、神楽を舞う神庭(こうにわ)に八百万神(やおよろずのかみ)を招く「神降し(かみおろし)」、火伏の舞「沖逢(おきえ)」、アマテラスが閉じこもった岩戸を開いて世に光明を呼び戻す「戸取(ととり)」など16演目を7時間半かけて披露した。

 地元の高巣野小児童による神鎮の舞「鎮守(ちんじゅ)」や日之影中生徒による地主降臨の舞「八鉢(やつばち)」には、「うまい」「大したものじゃ」といった声が上がり、ひときわ大きな拍手が湧いた。

 熊本県阿蘇市の中江岩戸神楽保存会も特別出演し、2演目を奉納。日之影神楽と一線を画すきらびやかな装束や舞姿、とどろくような太鼓の音に感嘆する人も見られた。

 毎年鑑賞しているという延岡市の平田スミ子さん(68)は「今年は演目の時間も元通りになり、より日之影神楽の魅力を感じられたと思う。中江岩戸神楽も勇壮で素晴らしかった」と感想。

 佐藤委員長(46)は「コロナ禍で神楽がなくなってしまいそうな不安もあったが、祭りを通常開催できたことで『当たり前』が戻ってきた喜びを感じている。町が誇る伝統芸能に触れ、良さに気付いてもらえたらうれしい」と話した。

 日之影神楽は町内27地区に伝わる神楽の総称で、4系統(岩戸、深角、四ケ惣、岩井川)の型がある。各地域に個性的な飾り付けや風習があり、17年8月に県無形民俗文化財に指定された。

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