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来年3月「だがしの日」イベント

本紙掲載日:2023-12-05
2面
「だがしの日」イベントに向けて話し合う北川中学校の生徒と、#北川コフレのメンバー

北川中生徒会、企画・運営に挑戦

◆子どもが主役−成功に向けて準備

 延岡市立北川中学校(櫛谷裕二校長、59人)の生徒会が、来年3月10日に同市北川町の下赤公民館周辺で開かれる「だがしの日」イベントに携わることになった。イベントを主催する「#北川コフレ」(妹尾麻樹代表)のメンバーと話し合いを重ねるなど、成功に向けて準備を進めている。

 「だがしの日」は、岡山県の菓子メーカーの提唱で結成された「DAGASHIで世界を笑顔にする会」のプロジェクト。〃お菓子の神様〃として祭られている田道間守(たじまもり)公の命日が3月12日であることから、2015年に記念日登録。16年からイベントが開かれている。

 県内では、#北川コフレが22年に初開催。2回目の今年も大盛況だった。来年は「(主役の)子どもたちがやりたいことをやれるよう、大人が全力でサポートする」がコンセプト。同校生徒会が子どもたちを代表し、企画、運営に挑戦するという。

 11月22日には同校で第2回のミーティングが行われ、生徒会執行部と昨年、ボランティアとしてイベントに参加した3年生、#北川コフレのメンバーら12人が参加。全校生徒を対象に行った、イベントでやりたいことについてのアンケート結果を踏まえ、話し合った。

 アンケートでは、約40のユニークなアイデアが寄せられた。同校は、ユネスコスクールキャンディデート校でもあることから、SDGs(持続可能な開発目標)ブースを設けることや、遊びブースとして取り入れたい内容などを、実現可能性なども踏まえながら整理していった。

 生徒会長の塚本爽良さん(13)は、「『来て良かった』と思ってもらえるイベントをつくっていきたい」と意気込み。妹尾代表は「大人が思いつかないようなアイデアもあって楽しみだし、頼もしい。北川中をスタートに、たくさんの学生が関わっていき、コミュニティー活動に関わるきっかけとなるイベントになれば」と期待していた。

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