夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
岩谷医師(縁・在宅クリニック)が講演
◆在宅医療への理解深める−県立延岡病院の医師、看護師ら
在宅医療への理解を深める研修会が19日、延岡市の県立延岡病院であり、同病院の医師や看護師ら約140人が参加した。延岡市で在宅医療に取り組む岩谷健志医師(36)=縁(えん)・在宅クリニック院長=が講演し、地域の現状や課題を説明した。
同クリニックは、市内初となる在宅医療専門の診療所として2022年7月に開院。24時間365日態勢で対応し、毎月160〜180人の患者を診療している。
そんな中、昨年は1年間で91人を自宅でみとり、自宅でのみとりの数は県内トップ、九州でもトップクラスの実績となっている。
これについて岩谷医師は「クリニックの頑張りではなく、在宅医療につなぎ支えてくれる延岡市の多職種連携の強さを表している」と強調。症例の豊富さ、医療福祉機能のポテンシャルの高さから「教育フィールドとしての地域の可能性を感じている」と語った。
この日は自宅でのみとりに焦点を当て、AYA(アヤ)世代や医療的ケア児を含め、さまざまな患者について実例を示し、地域の課題を検討した。
在宅医療の利用サービスや医療費負担は患者の年齢、日常生活動作、医療処置、居住場所などによって変わる。ただ、医療者の間でも在宅医療の仕組みは、あまり理解されていないのが現状という。
岩谷医師は「仕組みを知っているだけで患者さんのその後の人生や療養は変わってくる。最適な選択肢につなげられる」と理解を求めた。
また、同クリニックでは患者をみとった後、忌明けなどのタイミングで再度、自宅を訪問し、家族の悲しみに寄り添っている。「私たち医療者にとっても心救われる大事な時間になっている」という。
示された現場の写真やエピソードには、悲しみの中にも、患者を囲む家族や医療者の温かな思いがあふれており、思わず目頭を押さえる参加者の姿もあった。
岩谷医師は他にも、人生の最終段階について考える人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)を住民を対象に開くなど、地域への発信も続けている。
講演後、参加者からは、その人らしさをかなえる選択肢の一つとして「地域みんなで頑張っていきたい」など、岩谷医師らスタッフの思いに共感する声とともに、その取り組みに称賛の拍手が送られた。