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従業員が認知症学ぶ
本紙掲載日:2017-02-09
2面

パチンコ店での対応を想定した寸劇もあった

西の丸グループで養成講座

 遊技業などを展開する西の丸グループ(本社・門川町、西谷淳社長)はこのほど、高齢化に伴って増えている認知症患者への適切な対応を学び、今後の接客に生かそうと、従業員を対象に初めて認知症サポーター養成講座を実施した。

 講師は、門川町福祉課介護福祉係長の長友真由美さんと同町地域包括支援センター「おとじま」介護支援専門員の請関美代子さん。

 講座は1月25、26日と今月6、7日の計4日間あり、受講した従業員約200人は4班に分かれて各2時間、同グループの研修室で認知症の種類や特徴などを学んだ。

 長友さんと請関さんは実例を交えて、認知症は誰にでも起こりうる病気であり、その症状に最初に気付くのは本人で、進行や症状は周囲の人の対応によって大きく違ってくる−−などを分かりすく説明した。

 また、認知症患者に対応する場合は「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷付けない」ことを基本とし、「声を掛けるときは一人で」「後ろから声を掛けない」など具体的にアドバイスした。

 最後に、従業員にも参加してもらい、パチンコ店などで想定される認知症患者への対応を寸劇で披露、実際について理解を深めてもらった。

 西の丸門川店に勤務する國方泉さん(29)は「最近、祖母も認知症かもしれないと家族で悩んでいたところだったので、きょうの話はとても勉強になりました。普段の接客にも生かしていきたい」と話した。

 受講後、従業員は認知症サポーターの目印となるブレスレット「オレンジリング」を受け取った。小林隆洋事務長は「高齢化に伴って認知症患者はさらに増えると予測されています。高齢者に優しい西の丸を目指したい」と話した。