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変化に富んだヤブツバキ
本紙掲載日:2017-03-13
3面

城山のヤブツバキを楽しむ参加者

三大群生地、城山で楽しむ会−延岡

 ヤブツバキの日本三大群生地の一つに数えられる延岡市の城山公園で12日、第29回城山ヤブツバキを楽しむ会があった。主催は延岡城山ヤブツバキを楽しむ会(江藤奈保代表世話人)。春らしい陽気の中、市内外から約100人が参加した。

 同会によると、城山には約3千本が自生。白の個体が多く、紅との交配により、変異に富んだ珍しい花が多いのが特徴という。

 開会行事では、今月1日に同市城山のヤブツバキを紹介するガイドブック「延岡城址(し)のヤブツバキ」を自費出版した江藤代表世話人が「この本を活用して、延岡市の貴重な財産であるヤブツバキの魅力を楽しんでほしい」とあいさつ。

 参加者は見どころなどを学んだ後、4班に分かれ、会員の説明を受けながら約1時間散策した。

 同会によると、今年は例年よりやや開花状況は良くないという。この日も花の数は少なかったが、同じ枝から異なる色が咲く「咲き分け」や、花弁に地色より濃い色の縦筋や斑点が入る「絞り」をガイドブックの写真を見るなどして確認していた。

 初めて参加した山本幸恵さん(64)=延岡市=は「こんなにたくさんの種類があるのは知らなかった。ガイドブックが分かりやすく、ありがたい」。昨年も参加した久光和歌子さん(59)=同=は「ガイドブックのおかげで、市外から来た友人などを案内する時に自分で説明できそう」と喜んでいた。