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熊本地震被災地へ−思い届ける短歌展示
本紙掲載日:2017-04-08
1面

若山牧水記念文学館で30日まで開かれている熊本地震の早期復興を願う展示会

30日まで若山牧水記念文学館−日向市東郷町

 熊本地震の発生から1年を迎えるのに合わせて、日向市東郷町の若山牧水記念文学館(伊藤一彦館長)ラウンジで7日から、早期復興を願う展示会「文学館から被災地へ届ける〜私たちは忘れません。あの日のあの光景のこと〜」が始まった。熊本を思って市内外の短歌愛好者から寄せられた作品と、若山牧水が詠んだ地震の短歌を公開している。30日まで(毎週月曜日は休館、開館時間は午前9時〜午後5時)。展示しているラウンジは無料。

 昨年4〜8月に公募した「第6回青の国若山牧水短歌大会」に寄せられた熊本地震に関する短歌三十数首のうち、15首を一堂に展示。杉原千畝記念短歌大会で佳作に輝いた地元の坪谷小学校新4年生、荒木アマミさんの「熊本の地しんで家がこわれてるだいじょうぶかなご飯あるかな」という被災者に思いをはせて詠んだ短歌作品も並んでいる。

 会場には若山牧水の多くの歌集から選んだ地震に関する短歌13首のほか、被災者への思いを来館者につづってもらう「メッセージボード」も設置。同館の黒木孝利事務局長は「一日も早い復興を願っており、これからも応援し続けるという思いで企画しました。多くの皆さんに来館いただき、ぜひ温かいメッセージをいただくとありがたいです」と呼び掛けていた。

 また、同館の企画展示室では23日まで、「牧水第2歌集『獨(ひと)り歌へる』を読む」を開催中。入館料は大人300円、小中学生100円。問い合わせは同館(電話日向68・9511)。