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平底トンネル、いよいよ着工−高千穂日之影道路
本紙掲載日:2017-05-06
1面

掘削工事に着手する平底トンネルの東側坑口

12日、日之影側で安全祈願祭

 九州中央自動車道の一部となる国道218号高千穂日之影道路の平底トンネル(仮称)安全祈願祭が12日、日之影町七折の同トンネル東側坑口で開かれる。西臼杵3町の首長や地元選出の県議、発注者の国交省、施工業者らが出席、神前に玉串をささげ、地元の小学生がくわ入れをして工期中の安全を祈る。

 祈願祭は、工事を受注した前田建設工業株式会社九州支店が主催して午前10時から開く。発注者の北園猛国土交通省延岡河川国道事務所長、来賓の西臼杵3町の町長、地元選出の県議、施工業者、協力業者など約80人が出席。

 高千穂神社の後藤俊彦宮司が神事を行い、発注者、施工業者代表が神殿に玉串をささげた後、北園所長と来賓の前内永敏県高速道路対策局長、佐藤貢日之影町長があいさつ。地元宮水小学校の6年生児童16人がくわ入れをする。

 高千穂日之影道路は、雲海橋東詰の日之影町末市交差点付近から東に大平山トンネル―深角IC―平底トンネル―同町七折まで延長5・1キロ。幅員12メートル(車道7メートル)の自動車専用道路。総工費約206億円で同25年7月に着工。二つのトンネルのうち、大平山トンネルは、東工区(1129メートル)と西工区(1177メートル)に分けて建設し、28年4月までに貫通した。

 平底トンネルは延長1665メートル、幅員12メートル。総工費約47億円。ナトム工法で掘削し、工期は31年3月末までの予定。

        ▽        ▽

 九州中央自動車道は、熊本県嘉島町を起点に延岡市まで延長95キロ。法定路線名は「九州横断自動車道延岡線」だが、平成22年11月開催の建設促進地方大会で通称名を「九州中央自動車道」とした。

 宮崎県側は北方延岡道路(蔵田交差点―延岡JCT・IC間、13・1キロ)が27年4月29日までに開通。熊本県側は19年10月に嘉島―山都間(23キロ)が着工。26年3月22日に嘉島JCT―小池高山IC間約1・8キロが開通した。残る小池高山IC―北中島ICの10・8キロは30年度中開通予定。北中島IC―矢部IC間10・4キロの開通時期は未定。