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延岡城、日向国では圧倒的
本紙掲載日:2017-06-05
1面

講演する城郭考古学者の千田嘉博・奈良大学教授
千田教授と巡る延岡城跡のガイドツアーには大勢の市民が参加した
城攻め体験イベントを楽しむ子どもたち

延岡JC60周年記念・城下町プロジェクト

◆千田教授が講演
石垣修復、待ったなし−三階櫓跡「記念碑の重さで沈下」

 延岡青年会議所(岸上康男理事長)の創立60周年記念事業「延岡城下町プロジェクト」のイベントが3日、カルチャープラザのべおかなどで開かれた。城郭考古学者の千田嘉博奈良大学教授が「まちのシンボル延岡城」をテーマに講演。石垣造りの近世城郭・延岡城を「県内の他の城を圧倒する最先端の城」と評価する一方で、石垣、特に三階櫓跡の石垣の傷みの激しさを指摘し「修復は待ったなし」と語った。

 千田教授は、江戸時代初頭の県内の城などを描いた「日向国絵図」の延岡城には、三重の瓦ぶき天守や2階建て櫓、御殿、多門櫓などが示されている点を説明。同絵図にある県南の都之城、高岡城、穆佐(むかさ)城と比べ、「延岡城が日向国で圧倒的にすごい城だったと言える」と価値を強調。

 まちのシンボルとして生かすポイントとして、延岡城の魅力の代表である石垣を見せることの重要性を指摘。壁となる樹木の伐採や植生コントロールの徹底を促した上で、「(天守など)ないものをどうこうしようと考える前に、現地に残る石垣をどう守り、生かしていくのかを考えることが望ましい」と述べた。

 また、現在の延岡城については、木の伐採や発掘調査などが進行中だが、樹木で石垣が見えない点や木の根が石垣の隙間に入り込んでいる現状から「望ましい状況ではない」と述べたが、「全国の多くの城が抱える共通の課題。どの自治体も工夫をしながら整備している」と延岡ならではの整備を期待した。

 ただ、三階櫓跡の石垣に関しては、後藤勇吉記念碑の重さで櫓台の地面に沈下が見られる点や、石垣の破損などが特に激しいと指摘。立体復元が可能な条件がそろった価値ある遺構である点を力説し、「記念碑を移動しないと櫓台が壊れてしまう恐れがあり、整備は急務。崩れてしまえば本物を失う」と危機感を募らせた。

 最後に「延岡城をまちのシンボルにどう残していくかは、市民の皆さんのお気持ち一つにかかっている。城好きの一人として楽しみにしているし、延岡であれば素晴らしい形にしていただけると期待している」と語った。

 主催団体を代表して岸上理事長は「延岡の素晴らしい歴史と文化を再認識し、郷土への誇りと愛着がより強くなった。事業はこれから先の10年につなげ、延岡城下町ブランドの確立を目指して運動を続けるとともに、市外県外から観光客に来ていただけるようPRに努めたい」と話した。

◆散策ツアー、ゲーム楽しむ

 講演後は城山公園で千田教授を交えて、城跡の散策ツアーが行われ、大勢の市民が参加。延岡藩の歴代領主である高橋、有馬、三浦、牧野、内藤家の5班に分かれ、延岡ガイド・ボランティアの会(九鬼勉会長)の会員らが城の魅力や城内の見どころを説明した。

 千田さんは、北大手門前の石垣に刻まれた刻印や千人殺しと呼ばれる高石垣、二階門櫓跡にみられる枡形虎口と呼ばれる石垣を屈曲させた頑強な防御機能のほか、傷みが激しく整備が急がれる石垣などの説明を行いながら楽しく場内を散策。

 同ボランティアの会の笠江洋子さん(65)は「石垣の素晴らしさや積み方や貴重な刻印などのことを知るとともに、三階櫓跡の石垣の傷みが激しいことなど、大変勉強になった。これからのガイドに役立てていきたい」と話していた。

 また、同日は、クイズやゲームを通して城山の頂上を目指す城攻め体験イベントもあり、子どもを中心に約80人が10組に分かれて参加した。

 千人殺しの高石垣下付近からスタートした参加者は、二階門櫓跡で○×クイズ、本丸広場で忍者とのチャンバラゲームを勝ち抜きながら、天守台で最後のボスに戦いを挑んでいた。

 グループでいち早くボスを倒して優勝し、景品の腕時計を手にした市内の黒木菜音さん(11)は「クイズも答えられたし、ラスボスも倒すことができて楽しかった」と喜んでいた。