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よみがえる80年前の延岡
本紙掲載日:2017-06-14
7面

佐藤幹さん撮影貴重な8ミリフィルム

◆6月17日・童夢コンサートで上映−延岡出身ミュージシャン・猪野秀史さん「うまれたまちで」作曲

 音楽、映像、朗読を組み合わせた「童夢コンサート」が17日午後2時から延岡市本小路のカルチャープラザのべおか3階ハーモニーホールで開かれる。その中で、延岡市出身のミュージシャン猪野秀史さん(東京都在住)のオリジナル曲「うまれたまちで」と共に、約80年前に延岡市内を撮影した貴重な8ミリフィルムが上映される。入場無料。広く参加を呼び掛けている。

 子どもから高齢者までが共に楽しめるコンサートとして、亀井の丘町づくり実行委員会(吉田量基会長)が昨年から開催している。

 今回も日向市出身のピアニスト松浦真由美さん、宮崎市の俳優・声優の池田知聡さんが出演。映像・ピアノ・朗読による構成作品「そよそよの木の下で」や、松浦さんのピアノ独奏や合唱などが行われる。

 猪野さんの曲と映像を組み合わせた作品「うまれたまちで〜動画でよみがえる80年前の延岡」は、コンサート後半で上映される。

 フィルム提供者は延岡市東本小路の佐藤隆俊さん(83)。父親の幹(つよし)さんが昭和10年代前半に撮影した。

 大勢の人でにぎわう城山の花見、東本小路をみこしが練り歩き、子どもたちがだんじりを引く場面、現在の延岡市役所の場所にあった延岡小学校で行われた地区対抗運動会などが動く映像として記録された。

 延岡小をはじめ、当時「御殿」といわれた内藤記念館、川中地区の商店街の多くは昭和20年6月29日未明の延岡大空襲で焼失しただけに貴重な映像だ。

 五ケ瀬橋、板田橋、亀井橋、安賀多橋などの橋も鮮明に写っている。特に安賀多橋は、平成23年の架け替え前の旧安賀多橋が建設中の様子を城山から撮影した昭和11年ごろの映像と、同12年7月に完成した直後に多くの人が橋を渡っている姿が記録されている。

 空襲に備えて、もんぺ姿の女性たちがバケツリレーで火を消す防空訓練に励む様子も捉えられ、軍事色が色濃くなっている状態が分かる。

 佐藤隆俊さんによると、父幹さんは写真が趣味で、経営する薬局に写真機材コーナーを設けていた。自身が撮影するカメラとフィルムはアメリカのコダック社製で、撮ったフィルムの現像はハワイに送っていたという。

 東本小路の店舗は、堤防が決壊した昭和18年の大水害で浸水、フィルムも水に浸かってしまったが修復して保存。延岡大空襲では、かろうじて延焼を免れたことからこの貴重な記録が残された。

◇ふるさとへの思い

 童夢コンサートで上映する作品は、夕刊デイリー新聞記者が佐藤さんからフィルムをダビングしたDVDを預かり編集、昨秋に猪野さんへ送り作曲を依頼した。「ちょうど延岡の古い映像を探していた」という猪野さんは、送られてきたフィルムを見て驚き、すぐに曲作りを引き受けた。

 しかし、実際に取り組んでみると「かなり悩んだ」という。何度も作り直し、「出来上がってみると、最初作った曲の片りんすらなくなっていました」と話す。

 曲名は「うまれたまちで」。東京を中心に活躍する猪野さんのふるさと延岡に寄せる思いが込められた温かで親しみやすい曲に仕上がった。

 猪野さん自身が歌うオリジナルバージョンと、演奏だけのピアノバージョンを録音。曲の完成により新たにフィルム編集をしたものを今回上映する。上映作品のタイトルも「うまれたまちで」。約80年の時を超え、平和でのどかな延岡の風景や人々の笑顔がよみがえる。


□主催/亀井の丘町づくり実行委員会
□協力/夕刊デイリー新聞社
    サラみやざき
    宮崎マルチメディア専門学校