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「いのちの営み、次世代へ」(4)
本紙掲載日:2017-06-26
1面

綾町役場近くに整備されたビオトープ。里山の自然が再現されている

祖母、傾、大崩ユネスコエコパーク登録

◆“知の拠点”を整備−将来担う人材育成にも力

□綾ユネスコエコパーク

 ユネスコエコパークの登録から6年目を迎える綾町では、「生態系の保全と持続可能な利活用の両立」というユネスコの理念を浸透させる取り組みが着実に進んでいる。

 その一つが「綾ユネスコエコパークセンター(仮称)」の整備。町役場に近い病院跡施設を改修し、来年3月末の完成を目指す。

 町ユネスコエコパーク推進室によると、センターには綾地域の自然、歴史を紹介する展示室、大学が調査に使える研修室などを設ける計画。河野耕三・照葉樹林文化推進専門監は「博物館的な施設ではなく、大学と町民を結ぶ〃知の拠点〃にしたい」と話し、大学との連携で調査・研究に訪れる大学生を視野に「若者の定着にもつながる」と波及効果を期待する。

 地域の将来を担う人材育成にも力を入れる。平成26年には、ユネスコが認定する「ユネスコスクール」に綾小、綾中学校が県内で初めて加盟。自然、農業などの体験学習を通して生き方を考える「総合的な学習」の時間に力を入れている。

 スクールの講師は主に推進室の職員。綾中学校(甲斐崇校長、175人)は「生徒が綾町の素晴らしさを知る機会になる」と話し、町教委は「ふるさとに誇りを持つことで町外に出ても綾のよさを伝えることができるし、いずれ綾に帰ってくることにもつながる」と息の長い取り組みを目指す。

 自然を身近に体感できる施設もある。役場北側のビオトープ「綾トープはっけんじま」だ。照葉樹林の保護・復元に取り組む綾生物多様性協議会(会長・前田穰町長)が広さ0・4ヘクタールの遊休地に整備した。

 失われつつある里山を復元し、住民が3世代にわたって育てようという壮大な試み。メダカなどの小魚が泳ぐ人工の小川には子どもや家族連れが訪れ、遊びを通してふるさとの自然の豊かさを学んでいる。

 河野専門監は「グローバルな考え方に翻弄(ほんろう)されると足場を失う。世界を見据えつつ、綾は綾なりのローカルな考え方に徹し、自分たちのふるさとをよくしたいという考え方を根付かせることが大切。そのためには時間をかけて教育し、地域の人材育成を図ることが課題」と話す。

 現在、町の長期総合計画、都市計画、森林整備計画などにユネスコエコパークの理念を盛り込む作業を進めている。自然と共生するまちづくりを町政の「大きな柱」に据える綾町の取り組みは、祖母・傾・大崩地域の指針となりそうだ。