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9月10日は「下水道の日」−適正利用呼び掛け
本紙掲載日:2017-09-09
8面

生活環境の改善、自然環境の保全−衛生的で快適な生活に不可欠

◆汚水をきれいにして川や海に

 生活排水など汚れた水をきれいにして川や海に戻す下水道は、生活環境の改善や自然環境の保全に大きな役割を果たしている。人々が衛生的で快適に暮らしていく上で必要不可欠なものだが、一方で異物が詰まることによる人為的な故障事例も後を絶たないなど、利用者側のモラルも問われている。9月10日は「下水道の日」。

 下水道は、家庭の台所やトイレ、風呂など生活で使われた水を汚水管で下水処理場に運び、大きなごみや石、砂を取り除いたり、微生物で汚れを分解して浄化した水を自然界に戻すほか、雨水を素早く集めて川や海に流し、まちの浸水を防ぐ防災の役割もある。

 延岡市上下水道局下水道課によると、下水道管は基本的に水が自然に流れる傾きで造られるが、距離が長くなると管の位置が深くなり維持管理が難しくなるため、所々にマンホールポンプを設置し、再び浅い位置の下水道管にくみ上げることを繰り返しながら下水処理場に流す仕組みになっている。

 この下水道管に異物が流されると、マンホールポンプが詰まるなどして故障の原因になるという。異物には、パンツなどの下着類や生理用品、ビニール、紙おむつ、雑巾、タオルなど水に溶けないものが挙げられるが、料理で使った油や調理くず、残飯、髪の毛、糸くずなども詰まりの原因になるという。

 同市の平成28年度のマンホールポンプに関する異常報告は219件(前年度比79件増)あり、職員や委託業者が出動して対応した。このうちの62%に当たる136件(同58件増)は異物などによる事故が占め、内訳は異物のかみ込みが72件(15件増)、油混じりのごみ詰まりが64件(46件増)だった。

 マンホールポンプが壊れるとマンホールから汚水があふれたり、トイレの水が流せなくなったりするなど、生活に大きな支障を与える恐れもある。故障の修理費は下水道使用料から支払われるが、故障の原因が分かる場合は、原因者に負担を求めることもあるため、同課は「衛生的な生活環境を守り、皆さんの共有財産である下水道を安心して使っていただくためにも、ルールを守って使ってください」と話している。

◇普及率は75.8%

 延岡市の下水道整備は、昭和27年に国の事業認可を受け、順次区域を拡大しながら整備を進めている。今年3月末現在、行政人口12万5699人のうち、整備区域に居住する人口は9万5304人のため、普及率は前年度と同様の75・8%。また、整備区域に居住する人口のうち水洗化率は94・5%(9万69人)。

 市の公共下水道の全体計画面積2735・3ヘクタールのうち、下水道法事業認可面積は2171ヘクタール。このうち供用面積は2035・12ヘクタールで、現在、無鹿地区や岡富古川土地区画整理事業地区内などで整備事業が進んでいる。しかし、整備から60年以上が経過して老朽化が進む区域もあり、年々維持管理費も増加している。

◆下水道に流さないで−適正利用のポイント

【台所】
天ぷら油や調理くず、残飯など、特に油は下水道管が詰まる最大の原因です。下水道管で詰まると道路で、宅内配管で詰まると敷地内で汚水があふれます。不衛生なため掃除するにも一苦労です。フライパンなど調理器具に付いた油なども、必ず新聞紙やキッチンペーパーで拭き取ったり、吸い込ませたりして燃やすごみとして出しましょう。

【トイレ】
下着や紙おむつ、雑巾、たばこの吸い殻、ビニールなど、水に溶けない紙や異物は流すことができません。マンホールポンプの羽根車に絡みつくと、故障の原因になります。また、ポンプが壊れてしまうと、マンホールから汚水があふれたり、トイレの水が流れなくなるなど、日常生活に支障が出る恐れがあります。

【風呂・洗濯場・洗面所】
排水口の髪の毛や布くず、糸くずなどは、小まめに取り除き、下水道に流してはいけません。特に髪の毛は分解しにくいばかりか、髪の毛同士が絡みつき、さらに絡みついた髪の毛に汚物なども絡みつきやすくなり、下水道管が詰まる大きな原因になります。

【下水道の日】
下水道が自然環境の保全や生活環境の改善に果たす役割などに対する理解を深める目的で制定された。遅れていた下水道を全国的に普及するため、昭和36年に「全国下水道促進デー」として開始。下水道の大きな役割の「雨水の排除」を念頭に、台風シーズンを過ぎたころの9月10日とした。その後、日本の近代下水道の基となる旧下水道法を制定した明治33年から100年に当たる平成13年に、より親しみのある名称として「下水道の日」に変更された。

◆ポスター展やパネル展−14日まで市役所で啓発イベント

 第57回「下水道の日」(10日)の啓発イベントが、延岡市役所で開かれている。市内の小学生が描いたポスター展や下水道に関するパネル展示などがあり、市民が理解を深めた。14日まで。無料。

 ポスター展には153点を展示。来場者の投票で最優秀賞(6作品)、優秀賞(12作品)、入賞(12作品)を決定するため、会場を訪れた市民は作品の構図や色使いなどを見ながら、気に入った作品に票を投じていた。

 啓発イベントは、下水道が生活環境の改善や自然環境の保全に果たす役割を理解してもらおうと、「下水道の日」に合わせて開催。時間は平日が午前8時45分〜午後5時、土日曜日が午前9時〜午後4時。

 家族で来場した延岡市の中山英紀さん(40)は「気を付けてやっているほどのことではないが、食べ物の残さを畑に捨てるなど、下水に流さないようにしている」と話した。

◆竹尾さん(東海小5年)が入選−絵画・ポスター部門小学校高学年の部
 第56回下水道いろいろコンクール

 昨年度の第56回下水道の日「下水道いろいろコンクール」(日本下水道協会など主催)の審査結果が発表され、延岡市の竹尾薫さん(10)=東海小学校5年=のポスター作品が、絵画・ポスター部門の小学校高学年(4〜6年)の部で入選した。同部の受賞は九州内で1人という。

 同コンクールは「下水道の日」に合わせ、全国の小中学生に下水道の役割について理解を深めてもらうため毎年開催。絵画・ポスター、作文、書道、標語、新聞の各部門で作品を募って審査し、大臣賞や協会会長賞、入選などを選定し、表彰している。

 竹尾さんは、小学4年生だった昨年、延岡市が募集した「下水道の日」ポスター展に応募し、来場者の投票により最優秀賞を受賞。その後、作品は市の代表として同コンクールに出品され、約1万点の応募があった絵画・ポスター部門の中の半数を占める小学校高学年の部で入選(7作品)に選ばれた。

 作品は、下水道で地球やまちがきれいになる願いを込め、約3日かけて描いたという。市役所で8日、受賞伝達式があり、首藤正治市長から表彰状を受けた。竹尾さんは「毎年応募しているが、全国で表彰を受けるのは初めてなので、とてもうれしい。水を汚さず、きれいなまちになってほしい」と話した。