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山中での事故どう対応
本紙掲載日:2017-10-19
3面

三角巾による包帯法を訓練する参加者(延岡市消防本部)

県北の林業者、初の合同防災訓練−素材生産事業協

 伐採現場などで事故が起きた時、負傷者に適切な応急手当てができるようにと、県北の林業従事者が6日、延岡市消防本部で初の合同防災訓練を開き、現場責任者ら約70人が座学と実技で学んだ。延岡・西臼杵・日向入郷地区の各素材生産事業協同組合(素生協)による共催。

 座学で林材業労災防止専門調査員の山ノ上洋征さんは、近年の木材需要の高まりで、県内は出荷量、新規業者が増えるなど業界が活性化していると報告。その一方で労働災害も発生しているとして、自社ひいては林業全体の価値を高めるためにも「切磋琢磨(せっさたくま)して労災防止を」と訴えた。

 続いて、消防本部の田口寿孝警防課長が応急手当ての基本知識を講義。伐採現場などは単独作業も多いため発見が遅れたり、救急隊の到着まで時間がかかるため、事故があったらまずは119番通報するよう求めた。

 止血は直接圧迫が最も効果的で、出血部分を清潔なタオルなどで強く押さえるよう指導。内臓が出るような腹部の切り傷でも、圧迫止血で助かった事例があったという。

 搬送する時に直接圧迫が難しい場合は包帯など幅広い布を、出血部分と周囲を覆うように巻いた上で、後ろから木枝などでねじって締め付ける間接圧迫法を説明。広い面積で血流を抑える方が出血しにくく、ひもや針金で縛ると血管を傷める恐れがあると指摘した。

 間接圧迫法は壊死(えし)を防ぐため、30分ごとに1分間、少し血が流れる程度に締め付けを緩めるようアドバイス。骨折や内臓破裂などの内出血は救急隊でも見分けが難しく、事故が激しかった場合は通報の際にその旨を伝え、倒木が頭に当たった場合は首を動かさないよう指導した。

 マムシやヤマカガシなどにかまれた時は毒を吸い出した上で、かみ口から心臓に近い部分を縛るよう説明。静脈の血流を抑えるのが目的のため、縛る強さは血管が浮き上がる程度でいいという。

 ハチ刺されは「アレルギーがない限り死ぬようなことはない」と説明。アレルギーがある人は危険なアナフィラキシーショックを抑えるためエピペン(自己注射)を持ち歩き、一人で注射できない状態の場合は周囲が補助するよう指導した。

 県防災ヘリやドクターヘリは、呼んでも費用負担はないが、現場で医師が対応した場合のみ1、2万円程度の受診料がかかると話した。

 実技は2班に分かれ、負傷者の搬送方法、三角巾を使った骨折の固定や包帯法、エピペンの使用法、心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)使用法などを学んだ。

 県内では労働災害による死者が今年に入って9月末までですでに15人に上り、そのうち林業が4人を占めている。このため宮崎労働局が死亡労災多発警報、林業・木材製造業労働災害防止協会が本県など3県支部に林材業死亡労災多発警報を発令している。

 延岡地区素生協の日眈〇囲才事長は「毎年、安全大会を開いて労災の未然防止ばかりに力を入れてきたが、実際には発生しており、その場の対応が生死を分けることになる」と、防災訓練開催の意義を説明。

 「救急が現場に駆け付けやすい環境整備も含め、今後は林業だけでなく建設業など山で働く異業種が一体となった訓練や取り組みに広げていければ」と話している。