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美しい音色観客を魅了
本紙掲載日:2018-01-16
6面

延岡総合文化センターで演奏する白瀬さん
ステージ上であいさつ

音楽の散歩道シリーズ−白瀬元さん延岡で初リサイタル

 学生ながら既に国内外で活動しているピアニスト、白瀬元(つかさ)さん(21)=東京芸術大学3年=のリサイタルが14日、延岡総合文化センター小ホールで開かれた。

 福岡で生まれ育ったが、母親が延岡市出身。子ども時代には毎年、夏休みや正月を祖父母宅で過ごしていたという。延岡でのソロリサイタルは初めて。多くの人にクラシック音楽に親しんでもらおうと、同センターと夕刊デイリー新聞社が主催する「音楽の散歩道」シリーズ第27弾として開催した。

 ショパンの「バラード第1番」に始まり、ベートーベンの「ソナタ第31番」、スカルラッティの「ソナタニ短調K1」、ドビュッシーの「喜びの島」、プロコフィエフの「戦争ソナタ」から第2、3楽章などを演奏。しなやかなタッチ、美しい音色で来場者を魅了した。演奏が終わると会場から歓声が起こり、アンコールにはショパンの「子犬のワルツ」で応えた。

 白瀬さんは、一昨年と昨年にポーランドでソロリサイタルを開催。昨年は学内でアリアドネ・ムジカ賞を受賞。世界的バイオリニストのトーマス・クリスチャンと共演するなど今後の活躍が注目されている。

 延岡での初リサイタルについては「こんなに温かな雰囲気の中で演奏させてもらうことはこれまでになかったし、これからもないと思う」と感謝。今はドイツへの留学を考えているところという。「みんなに愛される、親近感のある演奏家になりたい」と抱負を話した。