夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 200円
▽LL サイズ 1枚 300円
▽A4 サイズ 1枚 800円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は200円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 200円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 300円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 800円
(ラミネート加工は200円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
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子どもによくある事故と、その防止策について−井上病院・宮野貴幸医師
◆風呂ため湯はしない−入浴は子どもより先に
子どもの事故がなくならないのは、四六時中、大人が子どもに注意を払えないからです。どれほど愛していても、集中力に自信があっても無理だということを認識してください。つまり、目を離しても、注意を払わなくても危なくない環境をつくればよいのです。
先ほどの熱いみそ汁の話の一番の安全策は、子どもが台所に物理的に近づけない扉などを設置し、みそ汁がある程度冷めてから食卓に並べるということになります。インターネットで「子ども、柵」などと検索すると、多彩な商品を購入することができます。
「常に目を離さないで使用してください」「○○という使い方はしないでください」などと書かれた商品がありますが、逆に考えると、目を離したり、○○という使い方をすると重大な事故が起きる危険な商品ということができます。そもそも使わない方が安全だということです。
風呂のため湯による溺水事故も報告されています。1〜4歳児がいる家庭の不慮の事故死の約3割は、風呂で起きています。子どもの姿が見えなくなったので探してみると、浴槽に浮いていたという事故は何度も報告されています。ため湯はしないでください。
私が経験した例では、先に子どもだけを風呂に入らせ、後から入ろうとすると子どもが浴槽に浮いていた事故があります。小学生と幼児が一緒に入った例では、小学生がけいれんを起こして風呂に浮いていたが、幼児がそれを知らせることができず発見が遅れた例もあります。
入浴の際は、大人が子どもより先に入る、または一緒に入るようにします。大人が後から入るのはやめてください。親が自分の体や髪を洗っている間に子どもが溺れる場合もあり、浴槽を出る際は子どもも一緒に出しましょう。風呂のたまり水は、子どもにとって怖く危険なもので、それぐらい気を使わなければならないものなのです。
平成25年の人口動態統計によると、9歳未満の子どもの不慮の事故死数を一部抜粋すると、交通事故死が92人、溺死が61人、窒息死が111人です。両親の言葉としては、「ちょっと目を離した隙に」「出掛けようとバタバタしていた」「動けないはずなのに」「危ないといつも気を付けていたが」「おとなしいのでおかしいと思ったら」「アッと思ったときにはもう遅く」などがあります。
ちなみに成人も合わせると、2011年のお風呂での溺死が推定1万7000人なのに対し、交通事故による死者数は年間4000〜6000人です。もう一度言いますが、事故とは思いがけずに起きる悪い出来事で、普段は起きません。不注意や思いがけない出来事があり、たまたま運が悪い時に起きるのです。