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デイリー健康大学(上)−高齢者のための肺がんの話

本紙掲載日:2018-03-22
3面
講演する澤部医長

延岡リハビリテーション病院・澤部俊之内科医長

 第25期デイリー健康大学(デイリー健康福祉事業団主催)延岡会場の第2回講座は2月20日、延岡市社会教育センターで開かれ、延岡リハビリテーション病院(同市長浜町)の澤部俊之内科医長が「高齢者のための肺がんの話」と題して話しました。要旨を掲載します。

◆年齢と共に増えるリスク−死亡は減少傾向、治療成果が向上

 国連の世界保健機関(WHO)は65歳以上を高齢者、日本の後期高齢者医療制度では65歳から74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と定義していますが、肺がん治療の世界での高齢者は75歳以上を意味することが多いです。

 がんは、命に関わる怖い病気だというイメージですが、すべてがそうではなくて、発見時の状態次第ともいえます。例えば大腸の内視鏡検査でポリープが見つかり、そこにがん細胞が含まれていても、取ってしまえばその日のうちに治療が終わる、とも考えられます。

 がんは、なぜ発生するのでしょうか。人間の細胞は必要に応じて分裂、生産され、古くなった細胞は壊れ、結果として作り替えられていきます。ところがこの過程が狂い、細胞が異常に増殖して余分な細胞の塊を形成することがあります。これが腫瘍。その中でもたちの悪いものががんです。増殖を続けて周囲の正常な組織に侵入し、血液やリンパ液の流れに乗って転移し、ほかの正常な組織に必要な栄養を奪います。一方、良性腫瘍は局所にとどまり、大きくなったとしてもスピードが遅いので命には関わりません。

 がんの原因は、第一に遺伝子変異の蓄積ですから、年齢を重ねれば当然リスクが増します。また、免疫力の低下も、がんの発生に関与しています。人間の体には免疫力があり、異常な細胞ができても免疫細胞がたたいて壊してしまえばがん化する前に抑え込めるのです。

 いろいろながんのうち、肺がんは比較的予後がよくない(治りにくい)、早期診断や治療が難しいと考えられています。実際に、がんの中で最も死亡数が多いのが肺がんです。

 肺は右側が上葉、中葉、下葉の三つに分かれ、左側は上葉と下葉の二つに分かれています。口や鼻から吸った空気は、気管、気管支と細かく枝分かれをしていき、最終的にブドウの房のような肺胞に届きます。肺胞の表面で二酸化炭素と交換し、酸素を取り込みます。この気管支と肺のどこかにできたがんが肺がんです。

 国立がん研究センターの統計によると、1年間に約11万人(男性7万5000人、女性3万6000人)が発症し、約7万4000人が亡くなっています。罹患(りかん)数も死亡数も年々増えていますが、高齢化の影響を除いた年齢調整率でみると、罹患は横ばいから増加、死亡は横ばいから減少傾向。生存率はいまだに低いですが、上昇傾向にはあります。治療の成果が向上してきていると思われます。

【澤部医師のプロフィル】延岡市出身。昭和58年に延岡東高校(現延岡星雲高校)、平成4年に大分医科大学医学部(現大分大学)を卒業。大分赤十字病院呼吸器科副部長、国立病院機構別府医療センター呼吸器内科医長などを経て同27年10月から現職。

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