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魅力を次世代に伝えよう

本紙掲載日:2018-05-15
6面
講演した海沼実さん
音羽ゆりかご会の制服姿で歌声を披露した酉希さん
童謡唱歌の読み聞かせと独唱をした(左から)二瓶さん、竹尾さん、渡木さん

海沼実さん「童謡・唱歌百年物語」

◆延岡で講演とミニコンサート

 「みかんの花咲く丘」「里の秋」の作曲で知られる海沼實(かいぬま・みのる)の孫で作曲家、音楽評論家、〃イクメン〃など多彩な顔を持つ3代目海沼実さん(45)の話とミニコンサート「童謡・唱歌百年物語」が4日、延岡市幸町の岡富コミュニティセンターで開かれた。

 海沼さんは、唱歌や童謡の本来の姿や魅力を次世代に伝えるため、情景を想像する助けになるような物語を、歌う前に読み聞かせることを推奨している。

 昨年12月には、楽譜にそれぞれ短い物語を付けた「唱歌・童謡読み聞かせ」(東京新聞発行)を出版。延岡市内で5合唱団を指導する中島玖美子さんが、この本を団員たちに紹介したことから海沼さんの来延が決まった。今年は童謡雑誌「赤い鳥」の刊行、つまり童謡が誕生した大正7(1918)年から100周年に当たる。

 また、5人の子がいる海沼家では、小学校入学時には家族旅行をし、中学校入学時には「男の子は母親と一緒に、女の子は父親と一緒に旅行をする」と決めているという。今回は3子で長女の酉希(ゆき)さん(12)が中学生になった記念旅行が第一の目的。延岡に2泊3日滞在した。

 海沼さんは国内西洋音楽の黎明(れいめい)期や童謡と唱歌が生まれた背景などについて説明し、祖父實さんが創立した合唱団「音羽ゆりかご会」の団員でもある酉希さんが歌声を披露。

 延岡市在住の竹尾浩子さん(ソプラノ)、渡木愛さん(ピアノ)、二瓶瑠実さん(読み聞かせ)が海沼さんの著書から3曲を読み聞かせて歌い、最後は来場した全員で歌うという、楽しさ満載の公演となった。

 海沼さんによると唱歌は、日本人として身に付けるべき感性や知識を教えるもの。一方、童謡はもともとは文学だった。「赤い鳥」は子どもの視点を大事にした児童向け雑誌。そこに掲載される童謡(詩)に曲を付けて歌えるようにしたのが、現在の意味の「童謡」の始まりだ。1曲目の「かなりや」(西条八十作詞)は、オーケストラ創設を目指して多忙だった山田耕筰の代わりに成田為三が作曲したという。

 「童謡は、子どもが自分の育った環境の中でそれぞれ想像力を働かせて自由に歌っていい曲。しかし今は、公園でもゲーム機で遊ぶような時代になり、童謡の原風景を想像することができなくなっている」と、歌う前に読み聞かせをすることの意義を説明した。

 酉希さんは、海沼さんのピアノ伴奏で「花かげ」(大村主計作詞、豊田義一作曲)、「やさしいおかあさま」(稲穂雅己作詞、海沼實作曲)の2曲を歌った。

 「母親を歌う曲は多いのに、父親を歌う曲は少ない」と不満な海沼さんは、酉希さんが「やさしいおかあさま」を歌う時、「ほんとにやさしいおかあさま」の後、海沼さんが伴奏を繰り返したら「ほんとにやさしいおとうさま」と歌うように言いつけているそうで、酉希さんが笑いを含んだ声で「おとうさま」と歌うほほ笑ましい場面もあった。

 「みんなで歌いましょう」のコーナーでは「鯉(こい)のぼり」「みかんの花咲く丘」など5曲を海沼さんの指揮で歌い、最後はアンコールに応えて海沼さん自身が「里の秋」を読み聞かせ、歌った。

 中島さんは「この感動を忘れず、童謡・唱歌を孫に、ひ孫に伝えていきましょう」と呼び掛けた。

 また、海沼さんは、妻が福島県いわき市出身という縁もあって東日本大震災の被災地支援を続けており、講演会場で必ず募金活動を行い、寄せられた全額を日赤を通じて被災地に届けている。この日来場者から寄せられたお金は12万円を超えた。


会場には約200人が詰め掛けた。海沼さんの指揮で歌った
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