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実践さながら総合対策訓練

本紙掲載日:2018-05-22
3面
鉄柱を切断する署員
手信号で車を誘導する署員

南海トラフ地震想定−日向警察署

 日向警察署(四倉敏夫署長)は21日、南海トラフ地震が発生したことを想定して大規模災害総合対策訓練を実施した。沿岸部には高台が少ないこともあり、実践さながらの訓練。災害警備本部を設置し、情報伝達の確認や若手署員による手信号訓練などを行い万一の事態に備えた。

 訓練は、日向灘を震源とする震度7の南海トラフ地震が発生し、大津波警報が発令されたとの想定で実施した。

 地震が発生したとの知らせに署員は机の下に入って身を守るシェイクアウト訓練を実施。その後、災害警備本部を設置し、津波警報や火災状況などの情報伝達を各交番も含めて確認。留置施設から模擬留置人を安全な場所に避難させたり、警察車両を高台に移す訓練も同時に行った。

 また、財光寺の消防訓練広場や交差点では、2年以下の若手署員10人が、装備資機材の取り扱いや手信号の訓練に取り組んだ。

 先輩署員に教わりながら、エンジンカッターで鉄柱を切断したり、ミニレッカーによる車の移動に挑戦。手信号は実際に公道に出て、笛と手ぶりで一般車両を誘導した。

 日盻兎蘇署長は「災害はいつ発生するか分からない。常に危機感を持って素早い立ち上がりができるよう今後も訓練を重ねていきたい」と話した。

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