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新入幕だ!頑張れ−琴恵光物語(3)

本紙掲載日:2018-06-28
1面
小学校6年生の時に出場したわんぱく相撲全国大会。8強に入り、トロフィーを手に両親と記念撮影

父正倫さん、母多美さんの話

◆平成19年2月19日に上京−芽が出なかったら父ちゃんが迎えに行く

 佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の訪問からほどなくして、充隆少年と父の正倫さんは上京する。「ぜひ一度見学に来てください」と親方に誘われていたからだ。

 「行ってみるか」という正倫さんに充隆少年は二つ返事で同意した。

 初めて目の当たりにする力士の稽古場。鍛え上げた肉体がぶつかり合う音に「すごい」と2人で顔を見合わせた。

 ある力士の背中には気合を入れられたのか、背中が赤くなっており、角界の厳しさを想像した。

 この激しい稽古を見たにもかかわらず、充隆少年と父正倫さんは、入門に必要な書類を手に笑顔で帰って来た。

 角界の厳しさの一端に触れた後も、充隆少年の心は変わらなかった。それを見て、正倫さんも前向きな気持ちになっていた。

 「入門したいらしい」。正倫さんのひと言で家族会議が開かれた。

 正倫さんは「竜巻で被害を受けたことは、直接関係ないと思うが、見えない何かが働いた気がする。チャンスを生かすも自分、逃すのも自分。挑戦するという選択肢もありだと思った」とその時の気持ちを振り返る。

 そして最終的に「角界に行くなら10年。それでも芽が出なかったら、父ちゃんが迎えに行く。それまで頑張ってみろ」と、末っ子の背中を押した。
一貫して反対していた多美さんも覚悟を決めた。

 「『自分では何も決められないと思っていた、あの充隆が決めたこと。もう何も言うな』という主人の言葉に、諦めざるを得ないと思いました」

 平成19年2月19日、岡富中学校の卒業式を待たず充隆少年は上京する。

 この日、朝から佐渡ケ嶽親方とともに関係者へあいさつ回りをしていた両親の元に、電話がかかってきた。延岡商業高校に通う姉・朋美さんの担任からだった。「朋美さんが泣いているので家に帰していいですか」

 部活の朝練がある上、皆勤賞を狙っていた朋美さんは「見送れないから」と、充隆少年宛てに手紙を残して朝早く登校した。だが、宮崎空港行き列車の出発時刻が近づくにつれて、居ても立っても居られなくなったという。泣きじゃくる朋美さんに、担任は両親の許しを得ると、すぐに見送るようにと早退させた。

 急きょ、朋美さんは家族と合流。充隆少年の乗る特急列車に乗り、宮崎空港へ。充隆少年は両親と姉に見送られ、空港から夢に向かって飛び立っていった。

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