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若山牧水記念文学館「牧水の鳥」展

本紙掲載日:2018-07-19
3面
若山牧水記念文学館で開かれている企画展「牧水の鳥」

9月30日まで花鳥風月シリーズ第3弾−日向市東郷町

 日向市東郷町の若山牧水記念文学館(伊藤一彦館長)で企画展「牧水の鳥」が始まった。今年4月末〜今月8日まで開かれた「牧水の花」に続く「花鳥風月シリーズ」の第3弾として計画。若山牧水没後90年記念事業の一環で、9月30日まで(毎週月曜日は休館)。

 牧水が詠んだ短歌約9000首を同館が調べたところ、約800首で鳥が登場するという。このうち、「ウグイス」(57首)、「ホトトギス」(49首)など固有名詞として多かった24首と、「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」など、鳥名を特定できない代表的な短歌4首の合わせて28首を、創作された年代別に展示している。

 このほか、「わか竹に鵙(もず)とまり居りめづらしき夏のすがたをけふ見つるかも」の直筆作品ほか、「比叡と熊野」「海より山より」の2編の紀行文から鳥についての記述部分も紹介している。

 同館の担当者は「牧水の自然への観察力の深さを知っていただくとともに、作品を通じて自然の素晴らしさを再認識する場になればうれしい」と話し、期間中の来場を呼び掛けている。

 花鳥風月シリーズの第4弾「風」は10月7日〜12月23日に計画。全シリーズ終了後、登場した短歌をまとめた書籍を制作することにしている。

 なお、同館内ギャラリーでは今月31日から8月19日まで、県高校書道教員展「牧水のうた」展を開く。今年1月に宮崎市の県立美術館で開かれた同展の出品作品の一部を展示する。

 開館時間は午前9時から午後5時まで。入館料は高校生以上300円、小・中学生100円。ただし、ギャラリー内は無料。問い合わせは同館(電話日向68・9511)。

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