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平成29年本県自殺者199人

本紙掲載日:2018-07-26
1面

自殺率、全国ワースト9位


 平成29年の本県自殺者は前年比6人減の199人で、18年の自殺対策基本法の制定以降初めて200人を割り込んだことが分かった。自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)も18・4と改善したが、全国ワースト9位と依然厳しい状況に変わりはない。

 県福祉保健課によると、本県の自殺者は9年以降、15年連続で300人を超えたが、24年に277人と歯止めがかかり、29年はピーク時の19年(394人)からほぼ半減した。

 内訳は男性が前年比11人増の147人、女性が17人減の52人。年代別は40代、50代の働き盛りが12人増の68人、70代も5人増の25人。最も多かったのは60代の39人、50代と80歳以上が36人と続いた。一方で、20代は11人減の8人、10代も4人減の2人にとどまった。

 原因・動機では10代、20代と40歳以上が、うつなどの健康問題が最も高い割合なのに対し、30代のみ経済・生活問題が健康問題を上回った。

 自殺死亡率は前年の18・8から0・4ポイント改善したが、全国平均値(16・4)を2・0ポイント上回り、九州内では最も高かった。ワースト順位も前年の11位から二つ上げた。

 同課は「今後とも県自殺対策推進センターを中心に、地域に根差した総合的な対策を展開する。働き盛り世代へより的確なアプローチを図るとともに、30代の原因別トップの経済・生活問題についても、庁内各部局や関係機関・団体などと連携を強化し、対処したい」としている。

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