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自殺防止「いのちの電話」開設へ

本紙掲載日:2018-07-26
1面

年中無休24時間対応−6月に準備委発足

 医療・保健や教育、労働、民間などの26機関・団体でつくる県自殺対策推進協議会(会長・石田康宮崎大医学部教授)は25日、県庁であった。県精神科病院協会は、年中無休24時間対応の「宮崎いのちの電話(仮称)」設立に向けた準備委員会を立ち上げたことを報告した。

 県内には「死にたいくらいつらい気持ち」になったときの電話相談窓口として、NPO法人・宮崎自殺防止センターなどがあるが、週3〜4回、時間も夜間帯の3〜4時間に限られる。時間外の場合は鹿児島や大分県などの「いのちの電話」に頼っている状況という。

 同協会によると、6月20日に19団体による設立準備委員会を開き、会長には池ノ上克宮崎大学長が就いた。資金面や相談ボランティアの確保など課題はあるが、県などの協力も得ながら体制整備を急ぎたいとの考えを示した。

 また、宮崎自殺防止センターは昨年度、自死遺族の集いを県北では初めて延岡市で開いたことを紹介し、「長年もやもやしたものを語る場がなくて苦しかったという声を聞いた。今年度も延岡で3、4回程度の開催を予定している」と述べた。

 会議では平成29年の本県の自殺者数、自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)について、ここ20年で最低水準となったものの厳しい状況に変わりはないとして、引き続き官民挙げて防止対策に取り組むことを確認した。


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