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「マンガ・若山牧水」

本紙掲載日:2018-08-23
5面

マンガ・しいやみつのりさん/原作・塩月眞さん

◆牧水の入門書気軽に読んでほしい

 郷土の歌人若山牧水の生涯を描いた「マンガ・若山牧水」が完成した。牧水生誕祭のあるあす、お披露目される。原作は若山牧水延岡顕彰会相談役の塩月眞さん「牧水の風景」。これを延岡市出身の漫画家しいやみつのりさん(埼玉県熊谷市)が、牧水の入門書として子どもたちにもより知ってもらえるようにと漫画化した。

 「マンガ・若山牧水」の発行所は大正大学出版会。制作は大正大学事業法人(株)ティー・マップ(T−map)、マンガ若山牧水刊行会(延岡顕彰会、日向市東郷町顕彰会)、延岡東ロータリークラブ、大正大学鴨台会南九州支部。

 牧水生誕祭は、24日午後5時から延岡総合文化センターで開かれる。展示室1で式典が行われた後、正面玄関前銅像に献酒。夜には出版祝賀会が開かれ、しいやさん夫妻も出席する。

 マンガ若山牧水を描いたしいやさんは、マンガ「おそ松くん」などで知られる赤塚不二夫さんのフジオ・プロに入り、チーフアシスタントを務めた。30歳で独立し、これまで小学館から「日本の歴史年表事典」「世界の歴史年表事典」「赤塚不二夫先生との下落合呑べえ日記、ほぼ実話」など、ほかに「盲目の国学者塙己一(はなわほきいち)」を手掛け、若山牧水についても描きたいと考えていたという。

 夕刊デイリー新聞に4こまマンガ、エッセーを連載を始めたことで、これまでにも増してふるさと延岡の同級生と交流が深まった。友人に牧水のマンガ本制作を相談したところ、塩月さんを紹介。塩月さんに手紙を出すと、塩月さんは「牧水の風景」など3冊をしいやさんに届けたところ、しいやさんは電話で「漫画化したい」と塩月さんに熱い思いを伝えたという。

 これを発端に牧水延岡顕彰会や、長年にわたって牧水の顕彰活動を続ける延岡東ロータリークラブなどが中心となって刊行の準備を進めてきた。

 問題の経費は、地域創生学部の学生が延岡で長期の地域実習を行っている大正大学の100%出資会社で出版などを担うティーマップが引き受けることになり、マンガ若山牧水の刊行が実現。これまで延岡では関係者が集まって刊行準備会、普及会を発足させ、出版までこぎ着けた。

◆原作は塩月さんの「牧水の風景」

 マンガ・若山牧水の原作となったのは、塩月眞さんの著作「牧水の風景」。牧水の生誕100年を記念し、昭和59〜60年に新聞に連載したものをまとめた。県内に健在だった牧水ゆかりの人たちに話や数々の資料を基に、坪谷や延岡で過ごした牧水の幼少年時代や晩年の様子などを描き出した。

 漫画化にあたっては、小中高生に牧水のことを学んでもらいたいと、〃入門書〃と位置付け。歴史年表事典や伝記などを手掛けてきたしいやさんによって、親しみやすい作品に仕上がった。


◇マンガになるという喜び−塩月眞さん
 普及活動は大きく飛躍する

 牧水がマンガで描かれるとは想定外の出来事。原作者として昭和60年に出版した本がマンガになるという喜び、顕彰活動をする一人としては今後の普及活動によって大きく飛躍することを期待しています。

 今年1月にしいやさんと日向市東郷町や美々津を巡った際、とても熱心に勉強していました。そのしいやさんによって、また違った視点で描かれる牧水像もいいのではないかと考えています。このマンガによって牧水に親しみがなかった人たちにも読まれ、新たに牧水を敬愛する人が出てくることを期待しています。


◇生誕祭に待望のマンガ−野中玄雄・大正大学鴨台会南九州支部長

 待望のマンガが生誕祭の日に刊行できることをうれしく思います。多くの関係者のつながりを感じ、牧水のあふれる人間性がしっかりと息づいていることを感じずにはいられません。マンガを通して、次世代の人たちが牧水の郷土愛、自然へ思いに触れてもらうことを何よりも願っています。そのことがふるさとの文化、教育、観光、ひいては産業の発展をもたらす原動力になると信じています。


◇改めて注目される契機に−飯干喬啓・若山牧水延岡顕彰会会長

 没後90年の節目に、大正大学の全面的な協力によりマンガが刊行できることをうれしく思います。牧水が亡くなってから長い年月が流れ、若い人たちの中で牧水が忘れ去られていくのではないかという心配がある中、今回のマンガは牧水や文学に改めて注目が集まる契機になるのではないでしょうか。

 顕彰会としては延岡市内の小中高校と公立図書館に寄贈することにしている。学級文庫などで活用してもらい、子どもたちの間で読み継がれることで文学的素養を身に付け、将来に大きく活躍する人が育ってくることを願っています。


◇子どもたちのいい参考書になる−那須文美・日向市東郷町若山牧水顕彰会会長

 以前から小中学校からは、文章ではなく絵で伝える資料が欲しいとの要望がありました。今回のマンガは親しみの持てる絵で幼少時代の牧水などが描かれ、まさにふるさとで過ごした牧水の様子が知ることができ、子どもたちが牧水を知るいい参考書になるでしょう。今後は延岡、日向だけでなく県全体に普及していく活動をしていきたいですね。

 延岡と日向は若山牧水顕彰の中心になるべき地。今回、マンガを刊行するために延岡と日向の両顕彰会の連携が図られたことは、今後の大きな力になると思っています。


◇「出版を喜んでいただけたらうれしい」大正大学専務理事・柏木正博氏

 大正大学地域創生学部の学生が、平成28年から延岡で長期滞在し研修をし、大変お世話になっています。全国の研修拠点の中でも濃密に交流をしている地域が12、13カ所、その先駆けが延岡であり、大正大学鴨台会南九州支部長の野中玄雄氏、関係者、多くの皆さまには大変な手助けをしていただきました。

 今回の出版については、さらに地域貢献を果たそうと取り組みました。取り組んだのは、大正大学の100%出資の子会社・大正大学事業法人ティー・マップ(T−map)です。ティー・マップの石田順子社長が中心となって編集、出版社との交渉など全面的に取り組んでまいりました。

 しいやさんのマンガはとてもシンプルで読みやすく、よくできていると思っています。若山牧水については延岡、日向市、宮崎の皆さんにはとても熱い思い入れのあることを知りました。今回の出版を地元の人が喜んでいただければ大変うれしく思います。

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