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国民的歌人をしのぶ

本紙掲載日:2018-09-18
1面
牧水の歌を斉唱する母校坪谷小の児童
歌碑に献酒する東郷学園の生徒

故郷の東郷町坪谷で牧水祭−日向

 若山牧水の命日に当たる17日、故郷の日向市東郷町坪谷で「第68回牧水祭」があった。県内外から牧水を慕う約200人が集い、43歳で早世した国民的歌人をしのんだ。主催は市、市教育委員会、市東郷町若山牧水顕彰会。

 第1部の「歌碑祭」は生家前の夫婦歌碑で行われ、同顕彰会元理事の岩下富男さんが牧水短歌を朗詠。みこ姿の三浦菜々子さんと那須あかりさん=いずれも東郷学園8年=に続いて、親族の代表者や十屋幸平市長などが献酒した。

 第2部の「牧水を偲(しの)ぶ会」は、近くの牧水公園ふるさとの家であった。母校・坪谷小の全校児童17人が牧水の歌を斉唱。「ふるさとを誇りに思い、いつまでも大切にします」などと誓った。

 主催者代表あいさつで十屋市長は、前日にあった没後90年事業「牧水をうたう」を振り返り「90周年にふさわしい素晴らしいイベントだった。今後も顕彰活動の発展に努めていきたい」などと述べた。

 その後は、若山牧水記念文学館の伊藤一彦館長、牧水賞受賞者の俵万智さん、大口玲子さん、吉川宏志さんの歌人4人が「牧水の新しい読み〜県内歌人・牧水受賞者が語る牧水像」をテーマに座談会を行った。

 お気に入りの牧水短歌を3首ずつ選び、時代背景や牧水の当時の状況などから、詠んだその時の心情を推察した。牧水の好きだった田舎料理を囲んだ懇談会もあり、参加者は和やかに親睦を深めていた。

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