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凍結求める陳情書に回答

本紙掲載日:2018-09-19
3面

新庁舎建設−門川町

◆タイミング逃すのは賢明でない

 町民有志でつくる「門川町を考える会」が新庁舎建設計画の凍結などを求めた陳情書について、安田修町長は18日、予定通り建設を進める方針の回答書を同会の黒木巧代表に手渡した=写真=。

 回答書では、主な財源となる国の緊急防災・減災事業債の活用期限が平成32年度末までであること、凍結させた場合、同事業債が活用できず14億円が追加負担となることなど挙げ、「将来の町民への負担などを考慮すると、今回の財政的なタイミングを逃すことは賢明な判断ではない」とした。

 建設計画を凍結し、防災対策の抜本的見直しを求めていた黒木代表は「町民の命より庁舎移転を優先するということに、がくぜんとした。持ち帰って精査し今後の対応を考えたい」と話した。

 町は「庁舎を高台に移転し、円滑かつ迅速な災害対応能力を持つことこそが、町民の命を守り、いち早く災害復興するための、いま最も重要で確実な災害対策」と理解を求めている。

 町役場で会見した安田町長は、これまで町民アンケートや説明会を行ったり、基本構想や基本計画を策定した際には、全世帯に概要版を配布してきたことなどに触れ「事あるごとに説明してきたつもりだが、今後も懇切丁寧に新庁舎の必要性について理解を求めたい」と述べた。

 同会は9月3日、町内の有権者の半数を超える8253人の署名を添えた陳情書を町と町議会に提出。「役場庁舎の高台移転建設が、町民への十分な説明も無いままに可決された」などと主張し、建設場所、規模と機能、建設費用などの再検討を求めていた。

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