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延岡市、岡田さんに感謝状

本紙掲載日:2018-09-25
3面
ショーケースに収められた刀を前に読谷山市長と懇談する岡田さん(左)

桐野利秋の刀を市に寄贈

 延岡市は22日、西南戦争で政府軍と戦った薩軍の桐野利秋所有と伝わる刀を市に寄贈した同市北川町長井の岡田眞智子さん(81)に感謝状を贈った。

 刀は脇差し一振で長さ約52・9センチ、反り約1・5センチ。同町俵野の西郷隆盛宿陣跡資料館で感謝状を手渡した読谷山洋司市長は「歴史を通じて大切なことを伝える大きな財産をいただいた。有効活用したい」。資料館管理人の児玉剛誠さん(75)は「大きな目玉が一つ増えた」と感謝した。

 西南戦争最後の激戦「和田越の戦い」に敗れた薩軍は、北川町長井に退き、児玉熊四郎邸(現資料館)に本陣を置いた。西郷隆盛の側近、桐野利秋は本陣に近い児玉初治邸(現・岡田さん宅)に宿営。宿泊の礼に刀を贈ったといわれている。

 岡田家は刀を守り、当時からの自宅も代々守り続けている。NHK大河ドラマ「西郷どん」の放映などで関心が高まり、桐野の刀の有効活用を考えたという。岡田さんは「みなさんに見ていただくようになってよかったと思っている」と話した。

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