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高千穂日之影道が開通へ

本紙掲載日:2018-09-27
3面
起点側の雲海橋交差点付近。奥は大平山トンネルの西側坑口
終点側の日之影深角IC付近

11月11日に式典、午後3時から通行

◆雲海橋交差点―日之影深角IC2・8キロ

 国土交通省延岡河川国道事務所(田浦峰星所長)は26日、九州中央自動車道の一部となる国道218号高千穂日之影道路のうち、「雲海橋交差点―日之影深角IC」(2・8キロ、無料区間)が11月11日午後3時に開通すると発表した。急峻(きゅうしゅん)な現国道区間をトンネルで結ぶことで、所要時間が約3分短縮する。

 開通に先立ち、同日午前10時から日之影深角ICで開通式典(同事務所と県、日之影町主催)を開き、来賓祝辞やくす玉開披、テープカットなどを行う。一般車両の通行は午後3時から。

 高千穂日之影道路は、雲海橋交差点から東に大平山トンネル―日之影深角IC―新平底トンネル―平底交差点までの延長5・1キロ。総工費約206億円で平成25年7月に着工した。このうち、今度開通する雲海橋交差点―日之影深角ICは、延長2・8キロのほとんどを大平山トンネル(2306メートル)が占める。同トンネルは東工区(1129メートル)と西工区(1177メートル)に分けて建設された。

 残る日之影深角IC―七折交差点(2・3キロ)は、29年5月に新平底トンネル(1665メートル)の建設に着工、これまでに約1190メートルを掘削、進捗(しんちょく)率は約72%。

 河野俊嗣知事は「大規模災害時の緊急輸送や救急医療への対応はもとより、広域観光や林業など地場産業の振興につながる。開通を契機に西臼杵地域のさまざまな魅力が一層発信できるようになることを楽しみにしたい」。内倉信吾高千穂町長は「五ケ瀬高千穂道路の中心杭(くい)打ち式と併せ二重の喜び。残る『深角―平底』間の早期完成に全力で取り組む」、佐藤貢日之影町長は「産業や観光の振興、命の道として重要な役割を果たすものと期待している。引き続き、未開通区間の全線開通に向け全力で取り組む」とコメントした。

 九州中央自動車道(法定路線名・九州横断自動車道延岡線)は、熊本県嘉島JCT―延岡JCT・ICの延長95キロ。宮崎側の北方延岡道路(13・1キロ)は27年4月29日までに開通。今年4月に新規事業化された五ケ瀬高千穂道路(五ケ瀬東IC―高千穂IC、9・2キロ)は今月24日に事業着手の節目となる杭打ち式が開かれた。

 一方、熊本側は19年に嘉島―山都間(23キロ)に着工し、26年3月に嘉島JCT―小池高山IC(1・8キロ)が開通。小池高山IC―北中島IC(10・8キロ)は今年度中に開通予定。北中島IC―矢部IC(10・4キロ)の開通時期は未定。

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