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動植物から怪異まで−好奇心旺盛だった充真院

本紙掲載日:2018-12-14
7面
「充真院の知的好奇心」をテーマに話す神崎教授
現代語訳を朗読した加古さん
講演会はカルチャープラザのべおかで開かれた

神崎直美さん講演会

◆オシドリの成長を観察−梨で痰を止める方法も

 延岡藩の藩主夫人・内藤充真院(じゅうしんいん)を研究している神崎直美さん(城西大学教授)の講演会「充真院の知的好奇心」が11月23日、延岡市のカルチャープラザのべおかセミナー室であった。充真院が残した雑記「色々見聞したる事を笑ひに書」をひもとき、動物や植物から民間療法、生活の知恵、怪異まで幅広いものに興味を持っていたことを解説した。また、声優や俳優として活躍している愛知県在住の加古万里子さんの朗読もあり、充真院の好奇心の豊かさを浮き彫りにした。

 充真院は寛政12(1800)年、彦根藩主井伊直中の娘として生まれ、充と名付けられた。文化12(1815)年に16歳で内藤政順と結婚。天保5(1834)年、夫で藩主の政順が病死し、当時の慣例として法名の「充真院」と称するようになった。幕府の政策の転換により、文久3(1863)年に64歳で内藤家の江戸屋敷から延岡に転居。その後、延岡と江戸を2度往復し、明治13年、81歳で東京で亡くなった。

 雑記「色々―」は69歳以降に執筆したもので、充真院が人生の中で見たり聞いたりして、笑えたり楽しめたりしたことを記している。井伊家の姫だった子ども時代のことも思い出しながら書き、直筆の挿絵も多く盛り込んでいる。

 この中で充真院は、延岡だからこそできたオシドリの飼育について記している。オシドリを庭の池に呼び寄せるために、巣箱を設置して風切り羽を切った水鳥を放つ。巣箱に気付いたオシドリが巣を作り、卵を産み、温めてひなをかえす。充真院はこうしたオシドリを温かいまなざしで眺めていたという。

 また、現在の民間療法のような方法も知っていた。痰(たん)を止める薬として、梨の芯の部分をくりぬいて砂糖を入れ、皮に穴を空けてコショウの粒を埋め込み、紙に包んで水をかけて灰の中で蒸し焼きにする。その方法に珍しさもあり、充真院は読み手に分かりやすいように絵も添えている。

 このほかにも、「風子」と呼ばれる怪異や染み抜きといった生活の知恵なども書かれている。神崎教授は「充真院が81歳の長命であったことは豊かな好奇心が起因しているのではないか。私たちがたどる高齢化社会の道で、充真院は人生の手本となる素晴らしい先人だったことがうかがえる」と締めくくった。

 また、講演会前日の22日には岡富中学校で特別授業を開き、3年生140人に充真院の魅力を語った。

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