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コミュニティバス「鹿川線」−延岡市

本紙掲載日:2018-12-25
1面

1〜2月・貨客混載の実証運行

 延岡市は来年1月から、北方町のコミュニティバス「鹿川線」(上鹿川今村橋―北方総合支所、29・5キロ)で、貨客混載の実証運行を実施する。上鹿川地区から道の駅「北方よっちみろ屋」への農産物の出荷の一部をバスが担うなどし、高齢化など課題が山積する中山間地域の農林業の維持・活性化の方法を模索する。

 市農業畜産課によると、近年の農林業は経営耕地面積や農家数の減少、後継者不足など喫緊の課題に直面。特に中山間地域は担い手の減少や高齢化が進んでおり、効率的な集出荷体制を構築する取り組みとして、バスを活用した実証を行う。28日の同市地域公共交通会議の合意を受けた。

 上鹿川地区を出発(午前8時)したバスは、一般乗客とともに、同地区で生産された農産物を載せて北方総合支所(同9時4分着)まで運行。そこで道の駅スタッフが同農産物を受け取り、荷降ろしや商品登録、価格設定、陳列、バーコード貼り、陳列、廃棄作業など荷役作業を担うという。

 コミュニティバス鹿川線は現在、鹿川地区や沿線住民の買い物や通院などの利便性を確保するため、あさひ観光バスが委託を受け、火・金曜日に1日1回(1往復)、10人乗りジャンボタクシーを運行。大人(高校生以上100円)、中学生以下無料。平成29年度の乗車人数は620人で減少傾向にある。

 実証運行は、のべおか道の駅、あさひ観光バス、生産者、JA、東臼杵農林振興局、市で構成する「のべおか地域循環型経済研究・検討会議(仮称)」が事業主体となり、2月までの運行計10回(週2日×5週)を予定。年度内に4回の会議を開いて検証・分析の経過、結果報告などを行う。

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