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新たなチャレンジ「ハンバーグができるまで」

本紙掲載日:2019-03-14
7面

本田誠人さん人気落語を舞台化−3月20〜24日、東京公演

 延岡市出身の脚本・演出家で俳優の本田誠人さんが人気落語家、柳家喬太郎さんの新作落語「ハンバーグができるまで」を舞台化。20〜24日に計8回、東京の銀座博品館劇場で上演される。主催はトリックスターエンターテインメント、TBSラジオ、ぴあ。

 本田さんが脚本、演出。NHK大河ドラマ「西郷どん」に出演した俳優の渋川清彦さんが主演を務めるほか、NHK連続テレビ小説「あぐり」などに出演した女優の馬渕英里何さん、原作者の柳家喬太郎さん、本田さんらが立ち上げた劇団「ペテカン」のメンバーが出演する。また、県内で上演された本田さんの作品に多数参加してきた日向市在住の黒田吉郎さんが舞台に立つ。

 物語は−−うだつの上がらないバツイチ中年のマモルがある日、珍しく弁当や総菜でなく食材を買い歩いていた。その姿に商店街の個性的な面々が突拍子もない臆測をする。その臆測は「商店街緊急連絡網」でさらにエスカレートしていく。

 実は、食材の買い物はかつての妻サトミに頼まれたものだった。マモルのもとを訪れ、最後の手料理を作ったサトミに、訪れた理由を告げられ、マモルは途方に暮れる…というあらすじ。

 喬太郎さんが出演した映画の脚本を本田さんが書くなどして交流のある喬太郎さんが、雑誌のインタビューの中で、この落語について「誰か芝居にしてくんないかな。ペテカンとか」と答えたことが舞台化のきっかけ。本田さんは「好きな一席だし、落語の枠を超えて演劇の匂いが漂う作品。これはやらない手はない」と思ったという。

 東京の商店街で商店主らに話を聞くなど取材を行い、1月に台本が完成。2月18日から東京で稽古が行われている。

 本田さんは「大変だったが、柳家喬太郎師匠から『何も気にせず、お好きに書いてください』と言われて気が楽になった。今年で劇団結成24年。初進出となる銀座の老舗劇場、博品館劇場にペテカンの空気感を思う存分充満させたい」と意気込んでいる。

 また、延岡市出身で「IntheSoup」ボーカルの中尾諭介さんが舞台の主題歌を歌う。本田さんとは延岡西高校(現延岡星雲高校)時代の同級生で、お笑いコンビを組み、ダウンタウンの「全九州お笑い選手権」でグランプリを受賞した間柄。マモルの気持ちを表す主題歌が欲しいと思った時に中尾さんが思い浮かんだという。本田さんは「延岡から東京に旅立って28年。こうした形で共作できることがうれしく、どこかくすぐったい気持ちもある」と楽しみにしている。


◆銀座の舞台に立つ黒田吉郎さん(日向)−地方の雰囲気出したい

 舞台「ハンバーグができるまで」では、日向市塩見在住の黒田吉郎さん(66)が、商店街の米店主・田中誉(ほまれ)を演じる。「いつか東京の舞台に立ちたい」と秘めていた夢が実現。晴れ舞台に向けて「自分には一生懸命さしかない。それだけを武器に頑張りたい」と話している。

 ミカン農家の黒田さんが演劇を始めたのは平成18年、シニア劇団「のべおか笑銀座」1期生に参加したのが最初。以来、同劇団の脚本、演出を務める実広健士さん(劇団ぐるーぷ連代表)、劇作家・演出家の古城十忍さん、劇団ペテカンの本田誠人さんらの指導を受ける中で演じることの魅力に取りつかれた。

 一つの場面でも声の高低、抑揚や間、体全体を使った動きなど表現方法は無数。その中で自分自身、あるいは脚本家や演出家と一緒に悩んで苦しんだ末に人物の心情、演出家の意図するところを表現できた時が「ものすごく気持ちいい」という。

 憧れの人との共演、主役を演じるといった目標を一つずつクリアしていく中で、数年前、東京の舞台に立つという目標が生まれた。それが今、目の前にある。「自分はプロじゃないからといった甘えを見せず、覚悟を持って参加する」と強い思いをにじませる。

 その中でも楽しさや明るさを忘れない。「重く考え過ぎるとそれが演技に出て見る人の肩が凝る。銀座の舞台に上がれるだけで幸せ。成功するため、微力でも役立つために頑張りたい。声を掛けてくれた本田さんと、受け入れてくれたペテカンに感謝」と話した。

 演じるのは、高校卒業後に宮崎から上京し、米店の婿養子になったが、今でも宮崎弁で話す−という役どころ。劇中で民謡「刈干切唄」を歌う場面もある。

 「商店街に溶け込み、商店街の若い人からも愛され、信頼されている人。都会じゃなくて地方のほっとするような匂いを出したい。民謡を歌うシーンでは、見る人の頭に地方の風景が浮かんできたらいいな」と黒田さん。

 本田さんは、黒田さんの魅力について「とにかく真っすぐで努力家。プロの役者には出せない〃味〃を持っている。それは黒田さんの人間味からにじみ出るものだと思う」と評価する。

 黒田さんは「本田さんは、他の人にはない何かを自分の中に見つけてくれたのだと思う。その自分の良さを自然体で100%出したい」と話した。
東京のスポットライトを浴びるまであと10日。「一生の宝物になるように一生懸命頑張りたい」と抱負を話した。

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