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細島港核にグランドデザイン

本紙掲載日:2019-03-27
1面
改訂版を手にする十屋市長と山本会長=右=

改訂協、構想まとめ日向市に報告

 日向市は、国の重要港湾に選定されている細島港を核に地域の成長戦略を描く「細島港を核としたグランドデザイン」を改訂する。市が昨年5月に立ち上げ、改訂作業を進めてきた「同デザイン改訂協議会」(会長・山本裕長崎県立大学経営学部教授、28人)が構想をまとめ、26日に十屋幸平市長に改訂の完了報告を行った。

 同構想は策定(平成24年2月)から6年以上が経過。同港と高速道路の両方で進展が見られ、同28年に港湾計画が改定されるなど同港を取り巻く環境が変化したため、将来的な展望に対応した見直しを進めてきた。

 前計画で展望した「細島港を核として、経済と産業を支える」「細島港を核として、にぎわいと潤いをもたらす」「細島港を核として、安全と安心を確保する」の三つの将来像を継承。前計画の検証とともに、同港や道路網の整備、産業の振興と企業誘致、防災面などの現状と課題などを踏まえ、5年以内の短期、10年以内の中期、それ以降の長期、構想の4段階で各目標期間を設定した。

 加えて「海・山・人がつながり、人・モノが行き交う九州の宝〜TreasureofKyushu『細島港』〜」という新たなキャッチコピーを決定。日向市だけでなく県北地域、そして県の広域的な発展を目指していくことや、県の地域の宝であった細島港がさまざまな目標を達成していくことで、九州の宝として発展していく将来像を展望している。

 同協議会は国・県・市などの行政関係者や学識経験者、荷主企業および港湾関係者、地元の関係団体の各代表で構成。山本会長は「前回以上の関係者に集まっていただき、さまざまな意見を反映することでよりグレードアップした内容となった。市民の皆さんにも目を通していただき、意見を聞かせていただければありがたい」と話した。

 十屋幸平市長は「細島港が発展したのも、グランドデザインに基づいて着実に進めてきたことが大きな成果。今回の改訂は大きな意義があり、委員の皆さんに感謝したい」と謝辞を述べた。

 同改訂版は3月中に150部を製本化して、各委員や関係機関に配るほか、市のホームページでも公開する。

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