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眼病平癒など願いにぎわう−諸塚

本紙掲載日:2019-03-29
2面
村内外からの参拝客でにぎわった吉野宮神社の大祭「座頭神祭り」
「箕舞」を披露する地元の女子中学生たち

目の神様・吉野宮神社大祭「座頭神祭り」

 目の神様「ざつがんさん」として親しまれる諸塚村家代南川の吉野宮神社の大祭「座頭神祭(ざとうかみまつり」が28日にあった。近隣の市町村などから眼病平癒や商売繁盛を願う大勢の参拝客でにぎわった。南川公民館(甲斐生志館長、40戸)主催。

 同神社は、諸塚村と美郷町北郷境の標高約690メートルの尾根にある。500年以上前の室町時代、この地で命を落とした旅の琵琶盲僧を祭っている。以来、地元の人たちが供養し続けており、毎年、命日に祭りを行っている。

 火宮均宮司による神事後、県指定無形民俗文化財の南川神楽保存会による神楽3番をはじめ、地元の小中学生による子ども神楽や箕舞(みのまい)が奉納され、演目が終わるたびに見物客から盛んな拍手が送られた。

 また、佐賀市在住で、国内外で活躍している薩摩琵琶奏者北原香菜子さんの演奏や盛大な餅まきもあり、来場者を喜ばせた。

 参拝者は、お札を買い求めた後、地元の南川婦人部が手作りした同祭名物「座頭うどん」「孫八そば」を味わったり、しいたけずし、しいたけみそ、ゆずこしょう、スイートピー、葉ワサビなどの特産品を品定めしたりして春の一日を楽しんだ。

 甲斐館長(63)は「地元の伝統的な祭り。今後もしっかりと守っていきながら、地域活性化へつなげていきたい」と話した。

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