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「生」−生きろ、力強く

本紙掲載日:2019-04-20
7面
田野さんの残した作品が並ぶ会場

4月21日まで田野陵山さん遺墨展−延岡

 延岡書道連盟の前会長で、昨年4月に62歳で亡くなった田野陵山(本名・賢士=やすし=)さんの遺墨展が4月20日から、延岡市本小路のカルチャープラザのべおかアートギャラリーで始まった。研墨会(田野書道教室)主催、同連盟後援。一周忌に合わせて企画され、初日から多くの人が来場。作品を前に、時折涙ぐみながら田野さんをしのんだ。あすまで開かれる。

 田野さんは、型にはまったことが嫌いな自由人だったという。指導には厳しさもあったが、けいこに励む子どもたちの傍らで似顔絵を描いて見せるなど、おちゃめな一面もあり、多くの生徒に慕われていた。

 生徒だった藤田重徳さん(88)=同市野地町=は「こうやって先生の作品を見ていたら、いろいろと思い出されて、本当に亡くなってしまったんだなと改めて感じます。『字がうまくなりたい』と六十の手習いで書を始めましたが、先生は本当に厳しい人でした。何十枚、何百枚と書いて、やっと認められたときは、うれしいやら安堵(あんど)するやら、それはもう言葉にできないほどの気持ちでした。先生の力強い書が大好きでした」と涙ぐんだ。

 闘病生活を送りながら、亡くなる2週間前まで生徒たちを指導。「どんなに体がきつくても決して口には出さず、頑張るだけ頑張って逝ってしまいました」と妻・美幸さん(60)は振り返る。

 会場には、一幅一瓶展に出品するため「亡くなる3週間前にやっとの思いで書き上げた」という遺作「白鷲映春洲」をはじめ、病気の判明から半年後に書かれた「起死回生」など約80点が展示されている。

 「生」と書した色紙は、亡くなる4カ月前に開かれた長男・裕理=ゆうり=さん(37)の結婚式で、田野さんが若い二人に贈ったもの。美幸さんは「『二人仲良く生きろ。縁ある人たちを大切に生きろ。そして自分も生きてやるぞ』。そんな思いが込められていたのではないでしょうか」と語る。

 同連盟の現会長で親友でもあった稲垣素豪さんの書「管鮑之交天涯比隣」も展示されており、「強い絆で結ばれた友よ。あなたは遠く旅立ってしまったが、いつも私のそばにいるようです」と、田野さんへの思いがつづられている。

 裕理さんは「ああだったよね、こんなことがあったよねと、笑顔で父をしのんでもらえたらうれしい」と話している。

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