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延岡いちばん(4)−伝えてほしいのべおかの宝

本紙掲載日:2019-04-24
6面

観光延岡の5本柱「自然」「産業遺産」「城下町」「食」「神話・歴史」

 塩焼きをはじめとする多彩なアユ料理、延岡発祥のチキン南蛮、近海で育った新鮮な海の幸。私たちが普段何気なく口にしている食べ物は、実はとてもぜいたくなものなのかもしれない。身近すぎて見落としていた価値を「延岡をグルメのまちに」という「バスク化構想」は再認識させ、後押しした。市民が地元の食のおいしさに気付き、自信を持つと同時に、生産者、料理人、消費者、それぞれの立場から、それを磨いて発信しようという機運が高まっている。

◆料理人と生産者が結束−美味のまち新段階へ

 「延岡にはたくさんのおいしいものがあります。長く『陸の孤島』と呼ばれましたが、おかげで手付かずの宝物がたくさん残りました」。市内の老舗料理店・多賀田店主の高田重幸さんは話す。

 「しかし、従来のものだけでは外に向けてアピールできない。だから代表的なものを決めて打って出る。そのために、私たち料理人と生産者が手を取り合っています。地元の食材についても『ほろ酔いカンパチ』や『北浦灘アジ』『金の筍(たけのこ)』と新しい名前を与えられた海の幸、山の幸がそろう。しかも手頃な価格で生産者が提供してくれる。これは料理人にとっても家庭にとってもありがたいこと」と、地元の食材に自信を示す。

 「生産者も、どんな料理になるか興味を持ってくれています。従来は作るだけでしたが、どういう料理になっているかを確認するのも楽しみになっている。そんな生産者が作った素材を使って次の次元に進もうとしています」

 高田さんは、バスク化委員会料理人部会の会長も務めており、旗振り役の一人。構想が飲食業者に与えた影響は小さくないという。「飲食店、生産者の意識を変えました。これがなかったら、従来の枠を超えられなかった。しかし、『バスク化』の旗を持って進むことで料理人が集まり、続いてお客さんが集まり、さらに生産者にも力を与えた。これは総合的にすごい構想だと思っています」

 料理人同士の結束が強まったことにも目を細める。「料理人部会ができて料理人同士が仲良くなったことが大きい。仕入れ方法やレシピを教え合うようになった。昔の料理人は技術を隠していたものですが、(構想によって)チームワークが形成された。部会に若い人が多いのも〃宝物〃。今後は、さらに協調して『延岡はどこで食べてもおいしい』と言えるようになるのが部会の願いです」

 構想のスタート以降、市の観光戦略課と企画課の後押しで、いくつもの関連イベントが実現した。「小野二郎さん(すきやばし次郎)のような有名人が来てくれたということは、延岡の潜在能力が認められたということ」。また、延岡産ジビエの持つ可能性も大きいという。「ジビエは欧州では高級食材、高級料理。これまで日本では進んでいなかったが、延岡では生産者の努力で、素晴らしい食肉が供給されるようになった。それを和洋中華、郷土料理の料理人がそれぞれの腕で素晴らしい逸品に昇華させる。新たな高級食材として認識して、〃郷土料理のジビエ〃〃新しい時代のジビエ〃に向かっていける。延岡グルメの新たなジャンルとして進めることが十分できるようになった」と、手応えを感じている。

 改めて言うまでもなく、チキン南蛮は延岡発祥の名物料理として全国区に上り詰めた。市内の名店では、休日には県外客が列をなす。メヒカリ料理は映画評論家の荻昌弘さん(故人)が全国に発信してくれたことで、飛躍的に知名度が上がった。

 五ケ瀬川水系のあゆやなは、環境省の「かおり風景100選」にも選ばれ、シーズンには県内外から観光客が訪れる。佐伯市と連携した、東九州伊勢えび街道は秋の定番となり、人気を博している。

 これら従来のグルメに加えて、バスク化構想やジビエから、新たなグルメが次々と生み出されている。さらに地元産の焼酎、日本酒、地ビールが味わえる「延岡三蔵(みつくら)」もある。延岡の〃おいしいまち〃への進化はとどまるところを知らない。

【東九州バスク化構想】
世界一の美食の街と言われるサン・セバスチャンを擁し、フランス・スペインにまたがるバスク地方にならって、海・山・川の豊かな食材を持つ延岡市と佐伯市が連携し、新たな経済・文化圏の形成を目指す構想。延岡市ではその一環として、料理人が地元の食材を使ったタパス(小皿料理)を考案し、そのおいしさを競う「のべおかタパスグランプリ」や「タパス食べ歩き」などの取り組みをしている。

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