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国内最高峰JIの舞台

本紙掲載日:2019-05-17
9面
5月からJ1鳥栖のアシスタントコーチを務める桑原さん

サッカー・鳥栖のコーチ桑原さん(延岡市出身)

◆「二度とないチャンス、挑戦したい」

 J1サガン鳥栖のアシスタントコーチに就任した桑原勇斗さん(31)は、3歳年上の兄・一太さん(34)の影響で岡富小2年生の時、城山サッカースポーツ少年団でサッカーを始めた。岡富中時代は1年次はサッカー部、2年次から大分県佐伯市の佐伯S―playMINAMIでプレーした。(1面参照)

 高校は地球環境高(長野県)に進学。1年生ながら約300人の部員の中から18人のメンバーに選ばれ、全国高校総体に出場した。2年次に熊本ルーテル学院高(熊本県)に転入し、3年次は副主将を務め、ディフェンダーとして選手権大会県予選準優勝に貢献した。

 充実した選手生活を過ごしたように見えるが、「幼い頃はもちろんプロを目指したが、現実を知り、プロになれるとは思えなかった」。この頃からプレーヤーではなく指導者になりたいと思うようになった。

 大学は、地元の九州保健福祉大学へ進学した。教員免許取得を目指しながらサッカー部でプレーし、卒業と共にスパイクを脱いだ。

◇初の指導は九保大コーチ

 2010年からは、大学時にヘルパー2級も取得していたため、父・英一さん(64)が社長を務める介護業「はーと介護」に入社。同年7月、当時九保大サッカー部の監督だった立木宏樹さんの誘いを受け、仕事の傍ら同部のコーチをすることになった。

 指導者としてスタートを切るも、「ど素人。今考えればむちゃくちゃだった」。我流でチームを分析し、練習メニューを考え、選手たちに体当たりで指導したが、自身もチームも納得の結果は得られなかった。

 それでも熱意はあった。指導力を上げるため、12年には、JFA公認指導者ライセンスのB級コーチを取得。その際の講習会で、現在のサガン鳥栖監督で当時は同チームアカデミー(育成部門)U−15(15歳以下)コーチだった金明輝さん(37)に出会った。

 B級取得後も情報収集のため、金さんと密に連絡を取り合っていたところ、14年に金さんがU−15の監督に昇格。その際、「サガン鳥栖に来てコーチをしないか」と打診を受けた。

 手探り状態で自身の指導力にも不安はあったが、「もっとコーチングについて知りたい。挑戦したい」。向上心が背中を押した。鳥栖側との2回の面談と指導実践後、同年に採用となった。

◇U−15で九州リーグ3連覇

 配属先はU−15のカテゴリー内にある中学2年生のコーチ。就任早々、指導者のレベルの高さを目の当たりにすると共に、自身の指導力や分析力の無さを痛感した。「お前はトレーニングを完成させようとしている」と、先輩コーチに言われた一言が衝撃だった。

 「これまでは、パスミスが多いからパス練、点が取れないからシュート練。試合に結び付いていなかった。本質はゴールを取ってゴールを守ること。常に試合から逆算し、試合で起こりうる場面をつくり出して練習させなければならない」

 また、「なぜパスミスが起こったのか」など常にプロセスに着目。試合のビデオを何度も見て分析を繰り返し、状況を把握し予測する視点を身に付けていった。

 毎日のように檄(げき)を飛ばされ、何度も心が折れそうになったが、「サッカーが好きで指導が楽しい。優秀なコーチが周りにいて、こんなに恵まれた環境はない。絶対認めさせてやる」。反骨精神で上を向いた。

 結果は目に見える形で現れた。14〜16年は、九州の全中学校とクラブチームの上位10チームよるリーグ戦「九州(U−15)サッカーリーグ」で3連覇。17年にU−18(18歳以下)のコーチに昇格。17、18年は九州最高峰の「九州プリンスリーグ」で2連覇を達成した。

 その間にA級指導者ライセンスを取得。17年には佐賀県サッカー協会から打診を受け、県男子少年サッカー競技の監督も兼務。18年本国体では5位入賞を果たした。


◇持ち続けた向上心で最高峰のステージへ

 そして今年5月。5日にトップチームのルイス・カレーラス監督が退任。U−18の監督だった金さんが昇格すると、再び声が掛かった。

 「金監督から話が来た時は驚いた。でも、こんなチャンスは二度とない。挑戦したいと思った」。常に持ち続けた向上心が、国内最高峰のステージへ自身を押し上げた。

 現在、鳥栖には元スペイン代表のフェルナンド・トーレスや元バルセロナのイサーク・クエンカなどワールドクラスの選手をはじめ、日本代表選手などが顔をそろえる。

 「プロ選手としての経験も無いし、スキルは足元にも及ばない。トップ選手だから安易な指示を出したところで簡単に返される。だから、これまでにも増して勉強するし、しっかりと個々の特性やチームでの役割を伝えるため全力で接している。僕は分析力や指導力を磨いてきたプロのサッカーコーチ。お互いプロフェッショナルとして向き合っている」

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