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夏「初出場」富島−甲子園への道(下)

本紙掲載日:2019-08-05
1面
宮崎大会を制し声を張り上げて校歌斉唱する富島ナイン

敵味方の好プレーに「いいね」

◆感じた自信、チームに一体感

 2年の冬を越えた選手たちはさらに力を付けていた。体は一段と大きくなり、本塁打が明らかに増えるなど野手陣はスイングが進化。右肘を痛めていた主戦黒木拓馬も冬前に手術を受け、リハビリ期間はボールの回転数を上げることに注力した。その成果もあってセンバツでは130キロ前半だった直球が、復帰した春先には140キロを出せるまでになっていた。

 「球速だけでなくいろんなスピードが上がったな」。古賀優志郎はその頃の練習でそんなことを感じていた。

 それでも、1年生大会以来の優勝には届かないでいた。春は準々決勝で敗退。夏の前哨戦といわれる5月の県選手権は、主将の松浦佑星をけがで欠いたせいもあり、準決勝で負けた。黒田直人は「あとは気持ちだろうな」。現状と向き合いそう思っていた。

 松浦もまた、勝てないのは技術の差ではないことに気付いていた。頭に浮かんだのは、首脳陣からずっと言われ続けていた「(チームの)和がない」という指摘。「学校では仲良くやっているし、どういうことやろ。野球につなげるには」。最後の夏、勝ちきるために―。必死になって考えた。

 きっかけをつかんだのは、夏予選の開幕直前だった。霤津亟篤弔旅佑┐韮況遒房けたスポーツメンタル専門家の講習。気持ちの切り替え方、モチベーションの保ち方、ポジティブ思考の大切さなどを学び、ある〃武器〃も手に入れた。それは試合中に使う魔法の言葉「いいね!」だった。

 敵味方問わずに好プレーが出たら「せーの、いいね!」と全員で声をそろえるようになった。これが好結果をもたらした。一体感が増し、「チームの和」は課題から長所に変わった。チームは余すことなく力を出し切れるようになっていた。

 「自分たちのプレーをすれば勝てる」。この頃、誰もが感じていたのは過信ではなく自信。精神的にも大きく成長したナインは夏予選、圧倒的な力で勝ち上がり、悲願の初優勝を手にした。ほんの1カ月前までは考えられない強さだった。決勝で本塁打を放った4番打者の黒木剛志は「みんな楽しんでいた。前だけを見て、積極的にバットを振っていた」。どの試合でもベンチでは笑顔があふれていた。

 黒田は言う。

 「トミコウに進んだことは最善の選択だった。いろんなことを吸収でき、今後の人生で大事になってくるものを得ることができた。みんなと出会い、そのおかげで甲子園出場ができた。入学前に別の学校を薦めていた母も、さすがに納得してくれているんじゃないですか」。最後はいたずらっぽく笑った。

 夢の舞台はいよいよ6日から始まる。

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