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令和の夏〜水紀行(3)

本紙掲載日:2019-08-21
6面

祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク

◆川上渓谷(豊後大野市)−名水育む濃密な自然林

 国道218号から高千穂町岩戸方面に進み、県道緒方高千穂線を利用して約50分。大分県境の尾平越トンネルを抜けると、やがて豊後大野市緒方町の祖母山尾平登山口に着く。

 標高約700メートルの尾平地区には、かつて銅やスズを産出する鉱山があった。

 江戸時代に本格的な採掘が始まり、昭和10年代(1935〜44)の最盛期には付近に映画館や店が立ち並ぶほどにぎやかだったという。1954年に閉山。今は赤茶けた山肌と選鉱場跡だけが当時の面影を残す。

 鉱山跡から約1キロ。奥岳川源流部に川上渓谷がある。深いV字の谷は「森林浴の森日本百選」に数えられ、花こう岩の白い河床を流れる青く澄んだ水は「豊の国名水15選」に名を連ねる。

 祖母山頂から続く荒々しい岩尾根を正面に見ながら進むと、登山道は宮原コースと健脚向きの黒金尾根コースとに分かれる。分岐点に架かるつり橋は深山幽谷の趣きがあり、白く泡立つ流れがひんやりした空気を運んでくる。

 濃密な自然林が残る祖母山は、九州では絶滅したといわれるツキノワグマの目撃情報がいまだに絶えない。木にくくられた「クマに注意」の看板に思わず足がすくむ。

 「日本の谷百選」の川上本谷など一段と深い谷に枝分かれした上流部は上級者向けの沢登りコース。絶滅危惧種のキレンゲショウマやケイビランなど希少植物の宝庫でもあり、登山だけでなくさまざまな楽しみ方を提供している。

 奥岳川中流域にある滞迫峡は、高千穂峡とよく似た景勝地として知られている。

 9万年前の阿蘇火砕流の溶結凝灰岩が川の流れに削られ、最も高い場所で80メートルに達する柱状節理の絶壁を造り出す。峡谷は下流の清川地区まで含めると延長11キロ。夏はリバートレッキングを楽しむ人の姿も見られる。

 滞迫峡に架かる奥嶽橋を渡った傾山の麓には、延長約11キロのハイキングコースがある。緒方町小原で地域おこしに取り組む三代泰司さん(69)らが整備した。

 15年前にUターンし、地元で交流拠点「奥嶽茶屋」を運営する三代さんは、自宅で民泊も予定している。「ハイキングコースには、凝灰岩の上を清らかな水が流れる場所もあり、ぜひ一度訪れてほしい。民泊には空き家も活用し、地域を元気にしたい」と意気込む。

 豊後大野市は、2013(平成25)年9月に「大地の公園」を意味する日本ジオパークに認定されている。市社会教育課文化財係副主幹の神志那庸一さん(42)は「最近はガイドの問い合わせも増えている。世界ブランドのエコパークと合わせてPRしていきたい」と話していた。

         ▽        ▽

 祖母山尾平登山口近くにあるのがゲストハウス「LAMP豊後大野」。閉校した小学校の校舎を再利用した施設は、ドイツの伝統的な家を彷彿させるデザイン。まるで海外にいるかのような雰囲気だ。

 ユネスコエコパーク登録を契機に東京のウェブ制作会社が参画、2017年にオープンした。男女混合や女性専用の宿泊施設、大部屋などがあり、ジビエ料理など食事も楽しめる。料金など詳しくはLAMP(電話0974・47・2080)。

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