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ご当地サーモン戦国時代

本紙掲載日:2019-12-20
3面
上野代表が育てるヤマメ。これまでの研究で海水の適性は格段に伸びた
手前から時計回りにサクラマスの水煮、イクラ、薫製

人気背景に市場成長

◆Smolt上野代表−3年後の売上高3億円に

 国内では今、ニジマスやギンザケを養殖した〃ご当地サーモン〃を手掛ける企業の誕生が相次いでいる。サーモン人気を背景に市場は成長を続けるが、出回っているのは輸入品がほとんどで、商機を見いだした大手企業も参入。戦国時代の様相を呈するご当地サーモン市場で、宮崎大学発ベンチャー企業「Smolt(スモルト)」の上野賢代表は「3年後に3億円の売り上げ」と大胆な目標を掲げる。

 今でこそすしネタの人気ランキングの上位に「サーモン」が入ることは珍しくないが、これは海外でサケ(鮭)・マス(鱒)の養殖技術が確立されて生食が可能になったことが大きい。

 国内で流通するサケ・マスは、ニジマスを人工的に改良して海面養殖した「トラウトサーモン」、生食用としてチルド輸送される養殖サケ「アトランティックサーモン」、加工用として出回る「ギンザケ」が主流。ギンザケは国内でも養殖されているが、流通するサケ・マスの多くがノルウェーやチリからの輸入に依存している。

 一方で、年間10万トンとも推察される生食用サーモンの市場規模を狙い、日本各地で〃ご当地サーモン〃が誕生し、その数は100種類以上ともされる。大手のニッスイグループも参入し、宮崎県内でも西米良村で西米良サーモンと奥日向サーモンが生産されている。

 みやざきサクラマスの強みは、海面養殖期間の短さ。五ケ瀬町の淡水では卵から稚魚まで約1年2カ月かけて育てるが、延岡市の海での養殖は4カ月ほど。短い間で大きくすることができる分、生産コストを抑えることができる。魚が巨大化したことで生産効率が増した黄金色のイクラ(卵)も商品価値が高い。上野代表も「まずはイクラの商品を整えていく」と話す。

 加えて、日本最南限で育っていることも将来的に強みになる。サクラマスは一定の海水温を超えると死亡率が急上昇するが、高い海水温に耐えられる品種の育成に成功すれば新たな販路が開ける。

 サクラマス養殖の研究を続けてきた宮崎大学の内田勝久教授は、地球温暖化で海水温が上昇していく可能性があるとして「暖かい海域で養殖するのは一番過酷な条件だが、そこでできた種苗は日本全国の海に適合性がある。そういう種苗を将来的には売ることもできる」と見据える。

 サクラマスは小さかったヤマメが海に出て成長して帰ってきた姿。会社名のスモルトにもその思いを込めたという上野代表は「起業はリスクもあるが可能性も感じている。社会の大海原に出て、そしてまた帰ってきたい」と大きな一歩を踏み出した。

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