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名誉校長が特別講義

本紙掲載日:2020-01-10
7面
特別講義を行う大久保名誉校長

林業大学校・内田洋行社長の大久保氏−美郷町

 美郷町のみやざき林業大学校でこのほど、内田洋行(本社・東京都)社長で名誉校長を務める大久保昇氏の特別講義があった。同校研修生や林業関係者ら約90人が受講し、これからの日本の変化などについて学んだ

 冒頭、大久保さんは宮崎県との縁について紹介。最初の接点は、同社の教育システム事業部長だった2004年、日向市の小学校で駅の発展について考える授業を行った時という。

 以降も、県森林林業組合による木材需要拡大事業「杉コレクション」の審査員、同社のビルに宮崎の木材を中心とした国産材の使用、日南市と合同でスタートした「ウッドスタート宣言」などで関わっており、昨春、同大学校の名誉校長に就任した。

 講義では、経済同友会委員の立場から日本経済の動向について話した。この中で、生産年齢人口が減少する一方、75歳以上の高齢者が増えた現状に触れ、「高齢者が増えたというより、働く人が減った方がずっと大きな変化だった。今から25年は、働く人も減る大変な時代となる」と指摘した。

 また、政府が未来社会の姿として提唱している「Society(ソサエティー)5・0」を踏まえ、「技術で産業を変えようではなく、社会を変えようと言ったのは日本が初めて。政府が1年おきにどんどんと政策を変えることは気になるが、Society5・0はずっと言っている。大きく流れが変わってきている」。

 林業については、「私の直感」と前置きしつつ、「絶対に良くなる」と主張。日本の森林率が世界平均の30・6%に比べて68・5%と高いことや、世界中がSDGs(持続可能な開発目標)について本気で取り組み出したことを挙げ、「日本がグローバル企業に応対しようとする。問題は、ビジネスモデル、マネジメントサイクルをどうつくっていくか」。

 また、47都道府県すべて回った経験を踏まえ、「木材の持つ力、食べ物の持つ力、宮崎牛、地鶏、日向灘の魚、おいしい水からできる野菜など間違いなく宮崎はいい」とし、「だからこそ、しっかり発信する。それも、同じ仲間とだけやってたのでは発展しないので、違う地域の人、県の人たちを引き込む意識をもっと持ってほしい」と呼び掛けた。


研修生ら約90人が受講した
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