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2020年新春インタビュー(6)−椎葉晃充椎葉村長

本紙掲載日:2020-01-14
1面

総合戦略を再度検証

◆住み続けたい村実現へ

−−2019年はどのような年でしたか。

天皇陛下即位により令和の新しい時代を迎えました。ラグビーワールドカップで日本代表の活躍もうれしい出来事でした。一方、相次ぐ台風や豪雨による河川の氾濫など、大規模災害も全国各地で発生しました。被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復興をお祈り申し上げます。幸い本村は大きな被害はありませんでしたが、災害に対する備えの重要性を改めて考えさせられる年でした。
椎葉村の出来事を振り返ると、魅力発信の成果として8月に開催された「ふるさと甲子園」に乃南アサさん原作の映画「しゃぼん玉」のロケ地となり、本村特産である「椎葉の秘密」(蜂蜜)が「世界に誇る一品大賞〜お土産部門」を獲得しました。加えて、「日本で最も美しい村」連合加盟から5年目の再審査も問題なく通過し、地域資源を守り育てる取り組みが定着していることが示されました。

−−椎葉中央保育所が開所しました。今後行う地域型保育の小規模保育事業所の整備予定を教えてください。

村産材をふんだんに使っているので、木の香りや温もりに子どもたちも生き生きとしております。「椎葉村子ども・子育て支援事業計画」に基づく子育て支援事業として現在改修を行っている松尾地区と大河内地区も今春オープン予定になっています。また、尾向地区は保護者や地区民と協議を重ね、小学校近くに保育施設を新築することになっており、春から着工予定です。

−−今夏、いよいよ交流拠点施設「Katerie(カテリエ)」がオープンしますね。

子どもからお年寄りまであらゆる世代が集い交流する新たな施設です。約3万冊の蔵書を備える図書スペースやウェブ会議にも利用できる会議室のほか、クッキングラボやものづくりラボなど、体験活動をはじめとするありとあらゆる活動に利用することができます。村内はもちろん、村外からお越しの皆さんにもワーケーションやテレワークなどさまざまな目的で活用していただけたらと思います。

−−保育事業所やKaterieなどハード面が整ってきました。人口減少対策やにぎわい創出に対する、ソフト面の取り組みはどうですか。

本村の重要課題である人口減少に歯止めをかけるための「まち・ひと・しごと創生椎葉村総合戦略」を再度検証します。保育施設によって保護者さんは安心して働きに行けます。一方、ハード面を整えても働く保育士さんがいない。林業や建設業なども同様です。昔は、田舎は就業の場がないと言われてきましたが、今は就業の場はあるんです。大変な時代になっていることは間違いないです。本村にとって真に必要な地域活性化と生活環境向上のために何をすべきか。職員には5年、10年先を見据えた計画も重要だが、現実はどうか。今住んでいる人たちが幸福感、満足感を持つことがとても重要だと話している。常に村民の目線に立って、地域創生につながる「住み続けたい村」の実現に向けた施策に引き続き取り組んでいきます。

−−新年の抱負をお願いします。

やっぱり村民の人たちが幸せ感を持って安心安全に生活ができるような行政。伝統文化、民俗芸能を守りながら、今住んでいる人たちが何を望み、どうしてほしいのか。昔に比べたら奨学金も倍増しました。生活支援も高校生に出しました。でも、まだできることがあるんじゃないか。村民の幸せのためにどのような施策があるか。職員一丸となって丁寧に取り組んでまいります。

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