２月１日〜４月５日、延岡花物語

早春の花、多彩なイベント

◆オープニングは慧日梅観梅会

　延岡花物語実行委員会（実行委員長・谷平興二延岡観光協会代表理事）は１６日、延岡市役所で会見し、観光イベント「延岡花物語２０２０」の概要を発表した。開催期間は２月１日〜４月５日。メインイベントの「このはなウォーク」は２月２２〜２４日と例年より開催日を１日増やし、多くの集客を図る。ほかにも、期間中に多彩なイベントを企画。各イベントでは早春に咲く花々を観賞しながら、グルメやステージイベントが楽しめる。

　２０１４年から始まった延岡花物語は市内で見頃を迎える梅、菜の花、桜、ツバキと一緒にステージショーやグルメを楽しむイベント。昨年は過去最高となる約９万５千人が来場した。

　オープニングイベントと位置付ける慧日（えにち）梅観梅会は２月１０、１１日に同市松山町の本東寺であり、境内に立つ樹齢２３０年の「慧日梅」の見事な白梅を観賞しながら、野だてなどを楽しむ。延岡史談会による無料ガイドや名手２人による居合と朗詠の披露がある。大峡町の臥龍梅などを巡るバス旅「梅Ｓａｎｐｏ」を初めて企画した。
　
　ワイワイ花物語は３月２０日〜４月５日の期間中の夜、延岡城跡の桜をライトアップ。千人殺しの石垣へはプロジェクションマッピングも開催し、石垣が崩れるシーンなど迫力ある映像と音楽で夜を演出する。３月２９日にはグルメとステージで楽しむ「ワイワイグルメ博」を開く。

　谷平実行委員長は「このはなロードは癒やしの空間としてかなりの数の方に来ていただいている。多種多様に楽しめ、市外、県外から訪れるイベントにしていきたい」と話した。