お経唱え、市内巡る
本紙掲載日：2020-01-18
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仏教寺院の有志大寒を前に寒修行−延岡
一年で最も寒いとされる２０日の「大寒」を前に、延岡市内の仏教寺院の有志が１７日、お経を唱えながら市内中心部を巡り無病息災や家内安全、商売繁盛などを祈願する寒修行を行った。
寒修行は、毎年この時期の恒例行事。参加したのは、善正寺と今山大師の野中玄雄住職、健雄副住職、光明寺の谷山光信住職、本東寺の吉田静正副住職、常念寺の酒井真也住職、専念寺の酒井真孝副住職、願成寺の佐藤直哉住職、大武寺の鹿�鹵卅棺賛Α∋以〇�の田村智彰副住職、常楽寺の中本慈宣住職の１０人。
黒い法衣に網代笠（あじろがさ）を身に着けた僧侶らは、山下町の善正寺で法要を営んだ後に出発。鈴やうちわ太鼓、木魚などを鳴らしながら巡行し、家や店舗の前に立ち止まって読経した。
一行は、大師通り―山下新天街―祇園町―中央通―新町―船倉町―紺屋町―昭和町―日の出町―延岡駅前―幸町―善正寺のコースを回り、道行く人や商店主らは「ありがとうございます」「お疲れさまです」と感謝、浄財を寄付していた。
約３時間の寒行で集めた浄財は、全額を児童養護施設に寄付するという。