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園児の間近で生の音楽

本紙掲載日:2020-01-23
7面
ジェスチャーも交えながら、楽しく歌い上げた田島さん(右)とピアニストの片野さん

県芸アウトリーチ事業

◆延岡カトリック幼稚園でコンサート

 延岡市須崎町の延岡カトリック幼稚園(井下洋介園長)で16日、県立芸術劇場のアウトリーチ事業「ミュージック・シェアリング」があった。22人の園児が、間近で本物の音楽に触れた。

 同事業は、コンサートに行く機会や音楽に触れる機会の少ない人たちに音楽を届けること、音楽ファンを増やすこと、地元出身・在住アーティストが輝く場所をつくることなどを目的に2011年に始まった。「短い時間」「狭い空間」「少人数」の三つが特徴。オーディションで選ばれたアーティストが、県内各地を回ってコンサートを開いている。

 この日のアーティストは、ソプラノの田島千愛さん(日南市出身)と、ピアノの片野郁子さん(神奈川県出身)。片野さんのピアノ演奏に合わせて田島さんが「さんぽ」を歌いながら登場すると、〃小さなお客さん〃たちは一緒に口ずさみ、大きな拍手で出迎えた。

 園との事前の打ち合わせで決めた「ドレミの歌」「待ちぼうけ」「フニクリ・フニクラ」など8曲を披露。アンコールでは「パプリカ」を、園児も一緒になって歌った。曲と曲の合間には田島さんが、歌ができた背景や作詞家、作曲家について分かりやすく説明。視覚的に理解できるように、紙芝居を用いるなどの工夫もあり、子どもたちは興味深そうに聞き入っていた。

 また、田島さんも同じカトリック系の幼稚園出身だということもあって、8曲の中にシューベルトの宗教曲「アベ・マリア」と、同園の園児が大好きな賛美歌「ありがとう」を含めた。田島さんのお手本を聞いた子どもたちは、田島さんと一緒に丁寧に歌い上げた。

 貴島未桜ちゃん(6)は「楽しかった。私もアベ・マリアをすごくきれいに歌ってみたい」と、はにかみながら話した。

 同園では、さまざまな場面で歌に触れ、一日が歌で始まって歌で終わる教育をしており、同事業には4度目の応募で初めて実現したという。3月いっぱいで閉園するため「寂しいという思いだけでなく、楽しい思い出をたくさんつくってやりたい」との思いからも同事業の実現を熱望していたといい、「子どもたちはとても楽しそうだった。普段はただただ大きな声で歌っている子どもたちが、丁寧に歌っているように聞こえた。すごく良かった」と、職員の声も弾んでいた。

◇3月14日、閉園式

 同園では3月14日に閉園式を予定している。一般の人も楽しめる内容にする予定という。

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