製造業の現状、展望は−
本紙掲載日：2020-01-23
8面
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経産省製造産業局・�眦捗せ斡苗垢�講演−延岡
国の産業育成やエネルギー政策を担う経済産業省の�眦捗せ粟渋せ唆閥苗垢�このほど、延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡で、国内の製造産業における展望について講演した。
�眦超苗垢郎Ｇ�７月、金属や化学物質、産業機械などを所管する製造産業局のトップに就任。今回、ものづくり産業の振興施策の一環で来延した。
講演ではまず、日本の貿易収支を支える製造業の現況に触れ、「製造業はＧＤＰ（国内総生産）・就労人口ともに約２割を占める基幹産業」「貿易収支は自動車・一般機械に支えられている」と説明。続けて米中対立をはじめとするグローバル経済環境の変化やエネルギー・環境問題、少子高齢化など今後直面する課題を取り上げた。
その上で、ＣＰＳ（ＣｙｂｅｒＰｈｙｓｉｃａｌＳｙｓｔｅｍ＝実世界とサイバー空間との相互連関）で変革されるデータ駆動型社会、デジタル経済の進展により「既存のビジネスモデルが通用しなくなる」という展望を示した。
�眦超苗垢郎埜紊法∪�能と品質において高い競争力を持つ日本の素材産業をポイントの一つとして挙げ、「ニーズに対応する技術力と製品開発スピードが必要。そのため新素材開発の期間を短縮するＡＩの活用が重要になってくる」と示唆した。
会場を訪れた市内の製造業者や行政、金融機関の関係者ら約５０人は、製造業における最先端の国内事情の話に真摯（しんし）に耳を傾けていた。
�眦超苗垢蝋岷藐紊涼訖�交流会に参加したほか、旭化成や旭有機材、吉玉精鍍、昭和、中園工業所などの市内企業を視察し、県北のものづくり産業の現状への理解を深めた。