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愛犬ケイトと競技会で優勝

本紙掲載日:2020-01-29
8面

指導士として活躍−南方小4年・酒井禮飛さん(延岡市)

◆抜群の信頼関係−挑戦意欲尽きず

 延岡市松山町の酒井禮飛さん(10)=南方小学校4年=は、小学生では県内でも数少ない犬の指導士だ。昨年11月、宮崎市で開かれた「2019菊花賞訓練チャンピオン決定競技会」(日本警察犬協会宮崎支部主催)で、愛犬のゴールデンレトリバー「ケイト号」(雌、8歳)とビギナークラス(アマチュア)に出場し見事、初優勝を果たした。「たくさんの大会に出て、ケイトにもっと優勝させてあげたい」。

 指導士として一歩を踏み出し、新たな年に夢は広がる。

 競技会に初出場したのは昨年10月、延岡市土々呂町であった「南日本ランデスジーガー展および南日本訓練競技会」(日本シェパード犬登録協会宮崎支部主催)のビギナークラス(アマチュア)だった。

 体の左側にケイト号をつけて、かぎ鍵状のコースを往復。自分よりも先に歩かせないよう気を付けながら、コースの途中で「座れ」「待て」を指示。最後は、座らせたケイト号の周りをぐるりと1周して終了した。「めっちゃ緊張した」と振り返った初舞台で、1位と0・5点差の2位という好成績をつかんだ。

 2度目の挑戦となった菊花賞では、「あまり緊張しなかった」。ケイト号と直線コースを往復する中で、往路は歩き、復路は駆け足。その途中で「座れ」「待て」を指示し、座らせたケイト号の周りをぐるりと1周して終了。100点満点中99・6点の高得点を記録して栄冠をつかみ、「うれしかった」と屈託のない笑顔を浮かべた。

 小さい頃から、家族の中で最も多くケイト号と一緒の時間を過ごしている。「帰ったら『ただいま』よりも、勉強よりも、まずケイトって感じ。それぐらいいつも一緒にいる」と母の慈子さんは目を細める。

 一人で散歩へ連れて行くことはまだ禁止されているが、自宅の庭で鬼ごっこやサッカーボールを使ってケイトと遊ぶことが大好きで、友達と遊ぶ時も一緒という。

 愛犬と戯れる禮飛さんの姿を見て、「競技会に出てみらんか」と声を掛けたのが門川町須賀崎の井東警察犬愛犬訓練所所長井東照博さん(70)。勧めた理由を「ケイトの禮飛に対する信頼感」と語る。

 井東さんの一声に背中を押され、禮飛さんは「頑張ってみよう」と出場を決意。井東訓練所や、近所の河川敷で井東さん、同訓練所副所長の竹越ひかるさん(44)から、リードの持ち方、ケイト号を褒めるタイミングなどを教わった。

 井東さんは練習ぶりを「熱心で覚えが早い」と振り返り、初舞台については「ケイトがいろんな指示に従っていた。禮飛は本当に堂々としていた」とたたえた。

 将来の夢は「消防士」と言う禮飛さんだが、犬の指導士としての挑戦意欲は尽きない。ケイト号との優勝はもちろん、「井東先生やひかる先生みたいになりたい。どんな犬でも教えるのが上手だから」と向上心をのぞかせる。さらには、「友達にも(犬の指導法を)教えてあげて、一緒に大会に出てみたい」と夢を描いている。

◇「人犬一体」、年明けの大会で優勝

 禮飛さんは年明けの5日、新富町総合文化公園中央広場で行われた「第2回訓練競技会&ワンワン運動会」(宮崎県公認訓練士会主催)にケイト号と出場し、アマの部「服従A」で優勝を果たした。

 井東さんは「2回目の出場の時も良かったが、だんだん良くなっている。『人犬一体』という言葉があるが、その通りにできていた」と褒めた。

 大会ではまた、プロの部「服従A」でミニチュアシュナウザーの「ユキ号」、「同B」でゴールデンレトリバーの「バレリーナ・オブ・サウスカントリースター号」が優勝した。指導士はともに竹越さん。

 井東さんは「バレリーナは11月の菊花賞で99・9点で2位だったが、今回は優勝できた。ユキは初めて大会に出場したが、とても落ち着いていて、呼吸が合っていた」と振り返った。

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