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節分会星祭り−豆まき

本紙掲載日:2020-02-04
1面
赤鬼と青鬼による「修正鬼会の踊り」(3日、今山大師)

立春大吉祈る−今山大師

 立春前日の3日は節分。県内各地の神社、仏閣では豆まきがあり、新しい季節を迎えるに当たって、邪気を払った。

 延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)は節分会星祭りを開き、厄年や還暦を迎えた男女、多くの参拝者が立春大吉を祈った。

 本堂では節分会星祭り大法要が営まれ、読経とともに野中住職が名前と願いを書いたお札を読み上げ、家内安全、開運厄よけ、商売繁盛、合格祈願など所願成就を祈願した。

 野中住職は節分の趣旨を説明した上で「今日の法要で『仲良く』『諦めず』『朗らかに』の三つの力を頂きました。この素晴らしい力を持ち帰り、家族や近所、職場同僚などに伝えてください」と呼び掛けた。

 参拝者を代表して、佐藤公昭今山大師慶賛会長、吉田清子同名誉会長、福栄芳政延岡警察署長が順にあいさつ。

 恒例の赤鬼と青鬼が厄よけの踊りを披露する「修正鬼会(しゅしょうおにえ)」も奉納。野中住職や参拝者の「鬼はエー」「来所はエー」のおはやしに合わせて、赤鬼と青鬼は本堂内と境内で踊った。釣り鐘堂からの福豆・福餅まき、ぜんさいの接待などもあり、境内は多くの参拝者でにぎわった。

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