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400人が麦踏む

本紙掲載日:2020-02-04
7面

強く、おいしくなれ−JA延岡

 JA延岡の第11回麦ふみ大会は2日、「踏んで繋(つな)ごう日本農業伝承文化!〜『食』と『農』が織り成す地域交流を体感しよう!〜」をテーマに延岡市差木野町の麦畑で行われ、市内外から家族連れら約400人が訪れた。

 麦踏み作業を通して食育や地産地消、食と健康の大切さなどを学んでもらうことを目的に、市や延岡異業種交流プラザ、佐藤焼酎製造場の後援、協賛団体とJA延岡が実行委員会(山本照弘実行委員長・JA延岡組合長)を組織して、毎年この時期に開催している。

 開会式で山本実行委員長は「この大会の取り組みは、2016年度『家の光全国大会』で最高賞の文化賞を受けるなど全国でも高く評価されています。作業の後は楽しいイベントも用意しています。

 心行くまで楽しんでください」とあいさつ。来賓の読谷山洋司市長は、麦踏み大会を農業の持つ意味を考える機会にしてほしいと呼び掛け、市の農業政策などを紹介した。

 東臼杵北部農業改良普及センター職員が「麦は踏まれると寒さや乾燥に強くなり、成長を抑制することで実りが良くなります」と麦踏みの意味を話し「手を後ろに組んで、横向きにカニさん歩きで踏んでください」と、作業方法を説明した。

 その後、参加者は地元生産者の牧野恭広さんが提供した2ヘクタールの麦畑へ移動。次々と畑に入り、青々とした麦の若葉を丁寧に踏みしめながら作業を楽しんだ。

 麦踏みが行われた麦畑で収穫される大麦・はるか二条は、全量が同市祝子町の佐藤焼酎製造場の麦焼酎の原料になるという。

 作業後は、受付番号で豪華な景品が当たる抽選会、地元の食材をふんだんに使った「地産地消鍋」の振る舞い、餅まき、空飛ぶ新玉ネギの販売などがあり、風もなくぽかぽか陽気に包まれた会場に笑顔があふれた。

 家族で毎年参加するという榎本結心さん(南中1年)は「足の裏全体を使って丁寧に踏むように、JA延岡に勤める父から教わりました。おいしく育つように心を込めて踏みました」と話した。

◆家族で毎年参加−つなごう農業文化

 閉会式では、大会にちなんで募った「麦ふみ大会俳句短歌コンクール」の表彰式もあり、入選者が発表された。今年も「農」と「麦」をテーマに俳句85、短歌43の計128点の力作が寄せられた。

 俳句の部特選は吉岡由美子さん(同市古城町)、短歌の部特選は渡辺ひろさん(同市出北)に決まったほか、俳句4点、短歌2点が入選した。山本委員長が表彰状と記念品を贈った。


◆麦踏み大会俳句短歌コンクール−特選は吉岡さんと渡辺さん

 入選作品は次の通り。

【特選】

▽俳句の部=吉岡由美子
鎌の刃を指先で視る秋没日(いりひ)

▽短歌の部=渡辺ひろ
餅麦のご飯の旨き朝なさな卆寿の我の長生きの糧

【入選】

▽俳句の部
麦を踏む強く生きよと夫(つま)のこゑ・山崎節子

初晴や天命までと田を守る・高橋敬子

耕運機の音に隠れて菫(すみれ)咲く・赤須静子

麦青み合格通知が届くはず・野田一穂


▽短歌の部
キャンプ地のまつり盛りあげ麦ふみすサッカークラブの若き男ら
黒木直行

新らしき麦わら帽子かぶりたる妻は久しくはなやぎ見えり
浜松栄一


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