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2020年新春インタビュー(25)−松葉藤吉日向市観光協会長

本紙掲載日:2020-02-14
1面

〃稼ぐ観光〃どう具現化

◆行政などと緊密連携−合理的すみ分け図る

 −−昨年を振り返っていかがですか。

 4月1日に県の観光コンベンション協会が県観光協会に名称が変わりました。県央のコンベンションに偏りがちだった観光予算が、広く公平に県内に配分されていくことを期待しています。9月11日にNHKの宮崎発地域ドラマ「ひなたの佐和ちゃん、波に乗る!」が全国放送されました。長期間にわたってスタッフが市内に滞在し、地域をよく知ってもらえたことはもちろん良かったのですが、長い目でNHKの情報発信力に期待しています。

 6月2日にはお倉ケ浜海岸で元五輪選手らとビーチスポーツに親しむイベント「第2回日向ビーチスポーツフェス」が行われました。本市ならではの魅力を発信する「リラックス・サーフタウン日向プロジェクト」の一環であり、老若男女が参加してビーチスポーツを楽しんでいただきました。今後も継続してやっていかねばならないと考えています。

 −−今年は五輪イヤーです。日向市は米国とトーゴ共和国のホストタウンです。どのように取り組みますか。

 まだ、それぞれの国が代表になれるか決まっていません。決まった時点で市の対応や観光への波及効果を見ながら日向ならではのおもてなしをして、日向を愛してもらいたいと考えています。

 また、一昨年6月、ひょっとこ踊り市民交流団の団長としてハワイに派遣された際には、在住する米国サーフィン協会の役員の方に直接お会いしてホストタウンとして歓迎する気持ちを伝えたほか、2007年から学術交流協定を結び、日向市内小学校と相互交流している同州のモミラニ小学校の校長先生にもお会いして交流の継続もお願いしてきたところです。

 −−新たな事業などはありますか。

 広域連携の一環として昨年、高千穂、延岡、日向の観光協会で県北神話研究会を立ち上げ、1年がかりで県北の日向神話の聖跡を再検証してきました。それをまとめた本「日向神話の本舞台」を2月中旬に出版予定です。1冊千円でそれぞれの観光協会や観光施設で販売予定です。

 県北広域連携の成果であり、県北を神話伝承でつなぐ大きな観光資源になるものと期待しています。

 −−このほか、何に力を入れていきますか。

 本市最大の祭り「日向ひょっとこ夏まつり」が今年は7月31日と8月1日に行われます。昨年は最も多くの参加者でにぎわいました。今年も昨年以上に参加者が増えることを期待しています。

 また、サーフタウン日向基本構想の着実な実現を目指したいと思います。サーフィンを含めて交流人口の増加を図ることが大切だと考えます。特定の観光地ではオーバーツーリズムの問題もありますが、本市を含めて地方ではSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などにより情報発信して、多くの観光客にもっと日向を訪問していただきたいと思います。

 観光協会も誘客の努力を致しますので、地域の商店の皆さまにはキャッシュレス化を進めていただき、〃稼ぐ観光〃を実現していただきたいと考えています。もう一つ大事なことですが、サーフィン客の増加による浜の環境悪化を心配しています。SDGs(国連が定める持続可能な開発目標)の中にも「環境」がありますが、特にサーフィン環境がもっともっと良くなることを願っています。

 −−最後に抱負をお願いします。

 基本的には〃稼ぐ観光〃を具現化するための施策をどうするか。行政、商工会議所、観光協会とが緊密な連携を取りながら、観光推進のための無駄のない合理的なすみ分けを考えていかなければならないと考えています。そのためのマーケティング調査なども行わなければならいないと思っています。

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