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救助破壊器具の取り扱い

本紙掲載日:2020-02-18
3面
救助破壊器具を使って鉄筋コンクリートに穴を開ける延岡市消防署の救助隊(延岡西部処分場)

延岡市消防署が実践的訓練

 延岡市消防署の救助破壊器具取り扱い訓練が4日間の日程でこのほど、延岡市上三輪町の延岡西部処分場で行われた。震災による倒壊などの現場を想定した実践的な訓練を行っている。

 初日は隊員5人が参加し、削岩機など器具の使い方や破砕方法などを確認。コンクリートに穴を開ける作業では、粉じんなどが辺りに立ちこめる中、協力しながら手際よく作業を進めていた。

 廃材や訓練場所の確保が難しいため、数年に1度行われる同訓練は、救助隊員にとって技術習得の貴重な機会となっている。今回は同社から場所や鉄筋コンクリートなど廃材の提供を受けた。

 訓練は救助第1係と同2係をそれぞれ2グループに分け、計4回実施する予定。

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